匂い
この間の仕事の帰り道、家の近くで懐かしい匂いがした・・・何の匂い?遠い記憶の中で考える・・・「草」の匂いだけど、何の草だったかは思い出せないその匂いを嗅ぐと、そろそろ「トンボ」が飛ぶ季節だなと思った昔は家の周りは田んぼだらけオニヤンマやシオカラトンボ、沢蟹、カエル・・・夏になるとホタルも飛んでいた今は田んぼは無くなり、マンションや建売住宅、駐車場土地整備が行われる度に山は切り崩され、森や林もなくなった・・・夜になるとカブトムシやクワガタが網戸に2,3匹は必ずいたそれが今は何処にいるやら探すのに苦労する今の子供たちは、カブトムシは量販店やペットショップで売っているものそう思う子が多いらしい・・・息子達に昔の景色、自然を見せてあげられないのはとても寂しい・・・だから少しでも自然のあるところへ連れて行って感性豊かな子に育って欲しいと思うそれにしても、小さい丘でも何でも空いている土地さえあればアパートや家が建つ・・・もっと緑を大切にして欲しい身近なオアシスが刻々と消えていくのは何とも悲しすぎる