恵心院のやまぶきと新緑の興聖寺
4月29日(日)の宇治にお出かけの続きです。平等院編、ランチ編を先にお読み下さいね。『喫茶あづまや』さんで茶そばをいただいた後は、風情のある赤い朝霧橋を渡って宇治川沿いを散歩しながら花の寺を目指します。宇治の花の寺と言えば、『三室戸寺』が有名ですが、残念ながらワンコは全般的にNGつつじや紫陽花が見応えがあるらしいので、一度は見てみたいです。今回行ったのは『恵心院』です。宇治川東岸、朝霧橋たもとの坂道を少し上ると、弘法大師によって開かれた古刹、かつて龍泉寺と呼ばれていた恵心院があります。平安時代中期に「往生要集」著者、恵心僧都源信(げんしん)によって再興され、恵心院と称したといわれます。源信は、源氏物語宇治十帖のヒロイン浮舟を助けた横川の僧都のモデルともいわれています。江戸時代には春日局(かすがのつぼね)が幼君竹千代、後の三代将軍家光のために祈願をした寺で、将軍家、宇治茶師からの後援を受けました。現在は本堂と表門のみが残り、本堂には平安時代の木造十一面観音立像が安置されています。(宇治探訪より抜粋)恵心院(えしんいん) 真言宗智山派 山号:朝日山参道のやまぶきが丁度満開でした。ルビーと記念撮影黄色い花を見ると元気が出ますね。^^ルビーも櫻門目指して歩きましたよ。やまぶきの上にはツツジの植え込みもありました。恵心院の本堂です。四季折々の花木が植えられていて、「花の寺」と呼ばれている境内をルビーと散策してみます。牡丹がきれいに咲いていました。幾重にも重ねられた花びらが豪華です。^^シャクナゲやフリージア、さくらそう、イチハツ(紫の)れんげなど、たくさんの花が咲いていましたよ。住職さんが植えられ、手入れされているのだそうです。また、福島県の樹齢1000年を越える有名な「三春滝桜」の子木があり、春には咲いていたのでしょうね。河津桜の木もありましたよ。冬には水仙や椿なども咲くのだそうです。水子地蔵尊の周りにもお花がたくさん。風車がかわいかったです。宇治川沿いをもう少し進むと、興聖寺(こうしょうじ)があります。宇治橋東詰を川沿いに上流へ約800m、総門(石門)から琴坂(参道)を約200m登れば、禅院、中国風竜宮造りの山門が現れます。寺は曹洞宗の宗祖道元(どうげん)禅師開創による初開の道場です。道元は鎌倉時代に京都・深草に開創しましたが、応仁の乱の兵火に遭い廃絶、その後1648(慶安元)年に淀城主永井尚政(なおまさ)によって宇治の地に再興されました。琴坂と呼ばれる参道は、春は新緑、夏は緑陰、秋は紅葉の美しい名所として、多くの人々に親しまれています。(宇治探訪より抜粋)参道に表門がありました。ルビーと記念撮影表門をくぐると新緑が美しい~横を流れる川の音が、琴の音に似ていることから「琴坂」と呼ばれています。いろはもみじがたくさん植わっていて、紅葉の時期はみごとな紅葉のトンネルが見られるようです。こちらの櫻門はめずらしい竜宮造りです。白い壁が美しいですね。端正に造られた庭園。(外庭園)通路が続いた薬医門というのがあります。その向こうに本堂。中庭園もあります。今回は中まで行かずに外庭園から眺めさせていただきました。こちらは境内(外庭園)にある釣り鐘など。竜宮造りの櫻門から、琴坂を見るのもいいですね。両脇のさつきはまだ咲いてなかったです。帰りがけ、高い石塔を激写チュウの私。今度は紅葉の時期に来てみたいです。たくさん歩いてちょっと疲れたので、宇治川の中の島で休憩。大きな枝垂れ桜がありました。桜の時期もいいでしょうね~。橋の上から屋形船が通るのを見てのんびり。^^時間がまだあったので、天ヶ瀬までドライブして帰りました。ルビーと初めての宇治散策を楽しみました。やっぱり日本の自然はいいですね~。満喫しました♪最後まで読んでくださり有難うございました。