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天然石が好き* 徳永さんが好き

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2010.10.24
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カテゴリ:つぶやき



昨日は半年振りに 
  宝塚ガーデンフィールズ  に出店して来ました。

手に取ってくださったお客様、お買い上げ下さったお客様、
ありがとうございました!!

 

テーブルの上に商品を並び終え、まだお客さんの通りも少ない朝の時間、
私のブース前にあった、木製のベンチに座り、
ぼんやりと、自分のテーブルや周りの風景を眺めていました。

気持ちのいい秋の日の朝の風景だった。

「このブース位置になったのは、すごく久しぶりだな。。」  と思って、
今までのガーデンフィールズでの出店の事にいろいろと想いを巡らせているうちに

ふと、

「そうだ! この10月で出店デビューから丸4年経つんだ!」
と思い当たった。

2006年10月  このガーデンフィールズが私の出店活動の出発点だった。

(余談になりますが、ガーデンフィールズは6年前に閉園になった
宝塚ファミリーランドの跡地で、徳永さんが女の子と初デートした所らしいです)


        デジカメ2 048.jpg

          

              ファミリーランドの名残が。。。



4年の間にリーマンショックを挟み、大きく社会情勢が変わる中、
この会場も、
お客様の数も、出店者の数も減り、正直、寂しさを覚えていた。

実はこの日の朝は、私のテンションは低く、
4週目はお客さんも少ないしな。。
なんか、しんどいな。。  休もうかな、  とまで思ってた。


オープンしてみると、穏やかな気候だった事もあったのか、
4週目で、(この会場は2週目の方が認知されています)お給料日前だった割には
そこそこの人出だった。

そして思いがけず、ブログを見て、駆けつけてくださったお客様や
「以前に買わせてもらいました。」 って、又お買い上げくださったお客様が
何人かいらしゃって、
すごく、すごくうれしかった。

半年ぶりの出店だったし、とてもタイミングのいいお客様との再会だったかもしれない。


私はあと何年、こんな体力の要る事(手荷物出店は結構しんどいのです)
やっているんだろう。
いつか、辞める時が来るよなあ。。

って、最近ぼんやり考える事が増えていた。

出店を始めた頃の
純粋に 「出店出来て、幸せ!」という気持ちを、
私は忘れかけていた。

それに昨日は気づかされた。



私のお隣のブースは皮小物の男性作家さんだった。

なんと、70才から、皮を触り始め、現在75才とか。
皮製品の制作は目も酷使するし、力も要る。

でも本当に素晴らしい作品が並んでいた。 よく売れていた。

終始穏やかな笑顔と口調で、お話させていただいて、とても心が癒された。

5キロの折りたたみテーブルをカートにくくり付け、
商品の入った、大きなリュックを肩に下げ、
「又ね。ありがとう!」 って、挨拶してくださって、帰っていかれた。

家までは、地下鉄を乗り継ぎ、1時間半かかるらしい。

その後姿を目で追いながら、
私の心の中にあったつかえが、すっと降りていく感じがした。

 

そして大事な人の事を思い出した。

私の出店の師匠のような人。私が姉のように慕っていた人。  Oさん。

でもOさんは、去年の7月、突然に天に召され、星になってしまった。

Oさんは、出店者友達のHちゃんのお母さん。
Hちゃんは私より、うんと年下だけど、
センス抜群の、関西の手作り市では、かなり有名なアクセサリー作家さん。

5年位前にレンタルボックスを借りて、細々とアクセサリーやら布小物を売っていた時、
Hちゃんと知り合い、
そして手作り市なるものの存在を教えてもらった。

Hちゃんはこれで生計を立てているので、
同じ日に出店が重なると、
お母さんのOさんが、Hちゃんの代わりにHちゃんの作品を持って、
出店していた。

Oさんは、出店ど素人の私に、出店のイロハを教えてくれた。
レイアウトの工夫、価格設定の考え方など、
そして何より、心の持ち方。

弱気になりかける私に
「諦めたらあかんで。どうにかなるもんよ。」って、いつも叱咤激励してくれた。

 

最後にOさんと会ったのは、

去年の4月、京都の一木手作り市だった。

この日は突風が吹き荒れ、
私の薄っぺらな、アクセサリースタンドは、何度も飛ばされそうになり、
私はそれを押さえたまま、身動き出来なくなってしまった。

すると、私の姿を発見したOさんが、

「久しぶり~」という挨拶もそこそこに
「ちょっと待っときや~」  って言って、
Hちゃんから、レンチを借りてきてくれて、私のアクセサリースタンドを
テーブルに止めてくれた。

「こんなん100均に売ってるから、いつも持ってる方がいいよ」

「ありがとう!! 助かったわ~!!」

「じゃあね、頑張りや~」

 

それが、最後になるなんて思いもしなかった。

 

昨日、ベンチに座りながら、風が心地良くて、何度も空を見上げた。
透き通るような秋の高い空。

その空のもっと高い所で、
Oさんが笑っているような気がした。

「なに弱気になってんの、頑張りや~、大丈夫!」   って。

Hちゃんに、「天国のお母さんに手紙を書いて持って行く」って言いながら、
何を書いていいのか解らなくて、そのままになっていた。

この日記がOさんへの手紙かな。

 

Oさん、
ありがとう!  いつまでも忘れないよ。

Hちゃんの事、Oさんを慕っていた沢山の作家さんの事、で、私の事も、
そこで笑って見ていてくれてるね。


で、まだまだ頑張るよ、私。
だから、いつもそこで見ていてね!











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Last updated  2010.10.24 21:04:25
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