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nomination1103

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カテゴリ

2005年11月10日
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カテゴリ:IT活用
昨日付けの繊研新聞さんのコラム「三面鏡」が、「ブログ考」というタイトルで、ファッションビジネスに関するブログについて触れておられた。

何やら、さくらのブログへの書き込みにも注目して頂いたようで、嬉しいやら恥ずかしいやら(*^^*)という感じであったが・・・。

そのコラムの書き出しの部分が、ちょっと気になったんだよね。

ファッション業界内の、ある大手企業さんの社長ブログを持ち上げておられたのだが・・・。

まさかとは思うが、そのブログが「炎上」しちゃった事件を、記者さんはご存知ないのでは???と思ってしまったのである。

まあ、知っていても敢えて書かれた、というのなら、その鋭すぎる変化球に敬意を表しますが・・・。

この事件、当事者の企業さんが沈黙しておられるし、あまり良い話題でもないので、この場で社名を上げるのは差し控えさせて頂くことにする。ただ、大手マスコミがほとんど取り上げない事案であっても、ブログ界では相当大きな話題になったので、いろいろなキーワードを入れて検索をかければすぐにわかるはずだ。それでもわからないが興味がある、という方は、今月号の雑誌『サイゾー』にも、この事件のことが取り上げられているので、是非買って読んでみて頂きたい。

村山らむねさんと、坂野尚子さんなど、著名な女性ブロガーが、この事件については非常に鋭いエントリをアップしておられるので、そちらもご参考になると思う。

しかし、この事件を知って、「やっぱり社長ブログにはリスクがある」と思われた社長様、社長様ご自身が既にブログを書いておられるのならば、今回の問題を教訓に記述の内容に工夫を凝らしていかれれば良いと思うのだが・・・。

まだ着手しておられない方が、「だからやらない方がいいんだ」と思われたのならば、それはちょっと違うんじゃないの?という気がする。

何でもそうなのだが、「知っている」ということと、「実際にやっている」というのでは、100倍くらいレベルが違うのではないか、という気がする。

実際にやっている人は、日々ノウハウを体得し、人脈や、更にはビジネスへの引合い等も着々と増やしていっているのだ。

仮に失敗したとしても、そこから学んで更に先に進めるのだ。そのことを忘れてはならないと思う。

件の企業さんが、収益面でも優良企業さんで、戦略やビジネススタイルにも優れたところが多いというのは以前から有名な話だ。ネットビジネスやITの活用に関しても、ファッション関連の大手企業さんの中ではトップクラスのレベルに位置するだろう。事件後も、新たな商品戦略を打ち出すなど、益々そのレベルは高まってきているように感じる。

何もせず「ふんふん、ネット販売が益々伸びているのか」と高見の見物を決め込んでいる社長さんとは、成長のスピードが格段に違うと思うのだ。

それからもう一つ、さくらのブログの読者には中小企業の経営者の方が多いと思うので、敢えて書かせて頂きますが・・・。

大企業さんの社長ブログは、世間の皆様からいい意味でも悪い意味でも注目してもらえるが・・・。

小さな産地の企業さんやらブランドを立ち上げたばかりの新興アパレル、地方の個人専門店さんなどがブログを始めても、最初はたぶん、あまりのアクセス数の少なさに、愕然とされると思いますよ。

と、ちょっと縁起悪い話のようで恐縮だが、ビジネスブログや起業ブログの専門家の方々が口を揃えておっしゃっておられるので、まず、それが普通だと思います。

「こんなコト書いたら、みんな一杯書き込みやらトラックバックをしてくれるかしら(ドキドキ)」と思っていても、誰からも反応がない。

それが、知名度、既にブランド力がある大手さんと、無名の中小企業、下請け企業の差なのである。

ブログ開設の目的にはいろいろあると思うが、だから、中小企業の場合、これからブランドのパワーを高めるために書く、というのが、大きな目的になってくると思う。

ここからの話は週末起業ブログの中野てるひこさんや、e製造業の会代表の村上肇さんの受け売りになるけれども、中小企業さんの場合は、とにかく深く狭く、「専門性」を極める内容で、毎日書き続けることだと思う。例として、e製造業の会のホームページの右下にあるトラックバック集から、様々な分野の中小製造業の社長ブログをご覧頂きたい。

プラス、業種によっては、「地域性」、これも重要だ。自社の商品を全国に売る必要がない場合、ブログのタイトルや内容も、ターゲットとする地域に密着したものにしておくと、3か月か半年後、検索エンジン対策上、非常に大きな効果が上がってくるはずだ。

ちなみに、私のペンネーム「両国さくら」も、お気づきの方もあったかと思うが、「両国」という地名をネット上で押さえるためにつけた名前である。お陰さまで、ファッション関連のキーワード検索だけでなく「両国」でも上位にくるようになっているので、狙い通りの効果である。

アクセス数を上げるには、まずは書き続けることだろう。次に、最初はリアルでのつながりを最大限に活用すること。自社内の社員さんや友人、知人、信頼関係の深い取引先などに、「ブログを始めたので是非読んで下さい」と頼むのだ。メールの署名にも、ブログのURLと、キャッチコピーを書いておこう。それだけでも、取引先に対する良いPRになる。

更に、少し慣れてきたら、自分のビジネスブログと関連性が高いブログや、この方と親しくなりたい、と思えるブログなどにコメントを寄せたり、リンクを貼る、トラックバックをかけるといったことを始めてみると良いと思う。

そして、相互リンクをお願いし、ネットワークを広げていくのだ。

そうしているうちに、どんどんと向こうからも書き込みやトラックバックが集まってくるようになると思う。そして、次には、ビジネスへの引合いも入り始め、あるニッチな分野ではオンリーワンの存在に飛躍できるはずだ。

確かに、大企業さんの場合、攻めと合わせてリスクの防衛の問題も重要な課題になってくる。そう簡単に身動きできないというのもわからないでもないのだが、中小企業さんや個人で起業される方の場合、正直言って、そんなに失うものはないはずなんですよ。失うものよりは、はるかに得られるものの方が大きいな、というのが、私がe製造業の会の優秀な中小企業の社長ブログを見ていて感じることである。

中小企業の社長様、他人の書いたブログを読んで「ふむふむ、いいことが書いてあるなぁ」ということだけで満足するのは勿体ないですよ。是非、勇気を出して情報発信を!(by 村上肇さん。名言なので、そのまま頂いちゃいました)。

PS.新聞記者の皆様にも、この話題の続きで言いたいことがあるので、ちょっとだけ、別のエントリを書きます。

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最終更新日  2005年11月11日 08時12分07秒


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