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2006年02月24日
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カテゴリ:ショップリサーチ
雑誌を読んでいるうちに買い物熱が高まり、明日まで待てない、行くぞ!ということで、午後6時15分頃会社を出て伊勢丹新宿店へ。

本当は今日一番の目的は、前に書いたように、新しい売り場「リ・スタイル スポーツ」を見ることだったのだ。ヨガウェアのいいのがあったら、買って帰るつもりでいたのだが・・・。

正直ちょっと、期待はずれでしたね。「エッ、これだけのブランドしかないの?」という感じである。「アディダス・バイ・ステラ・マッカートニー」と「ヌアラ」と「96hours(プーマ)」が主力で、あとはちょぼちょぼ。ヨガマットは、見たことあるものばっかりだし、スニーカーも、もっといろいろ変わったのがあるのかと思っていたのだが、あまりにも少なすぎて話にならない、という感じだった。

ただ、これは、よく考えると、予め想像がついたはずのことなのだ。一つは、世の中にまだ、個性的なヨガウェアで、スポーツメーカー以外のところから発売されているものはほとんどない、ということ。もう一つ、スポーツ用品売り場とか靴売り場とか、既存の売り場との兼ね合いで、動かせない商品が多いであろうということ。

これは逆に、アパレルさんや用品メーカーさんにとっては、ビジネスチャンスでしょうね。スポーツ用の吸汗速乾素材等を扱うとなると、それなりの数を売る力のある企業さんに限られるだろうが、少なくともゴルフウェアをやっておられる企業さん、はっきり言うと、「23区スポーツ」のオンワード樫山さんとか、「アダパット」のワールドさん、それから業績が再浮上してきた小杉産業さんあたりならば、素材メーカーさんとのパイプも太いだろうから、思うような素材が調達できるだろうし・・・。

吸汗速乾素材でなくとも、綿100%のカットソーのトップス&ボトムスなら、小規模なアパレルさんだって参入はできる。

もっとすぐにビジネスになるだろうな、と思うのは、オリジナルのデザインをプリントしてくれるヨガマット。もしくは、幾つか個性的なデザインをネット上にでもアップしておいて、その中から好きなデザインを選べる、メーカーさん側は、注文を受けてからプリントし発送する、というようなもの。製造メーカーさんにとっては、在り物の在庫にプリントするだけだから、ノーリスクビジネスじゃないですか。

ただ、メールでのお客様とのやりとりがめんどくさい、「そんなもん、1個ずつ売ったって儲からんよ」と言われたら、オシマイですけどね。

今、教室に行くと、皆さん似たようなブランドのものしか着ておられない。私は人とかぶるのがいやなので、上半身だけはインディーズブランドのTシャツのお気に入りのTシャツ何枚かをとっかえひっかえ着ている。上級のクラスの皆さんは、へそだしルック、結構セクシーなコスチュームを身につけておられたりするが、長く続けておられる方は、だんだん既存の商品にものたりなくなってきておられるのではないかと思うのだ。せっかくの自己解放の時間がもっともっと楽しくなるようなウェアとグッズを開発して下さいませ。

また、伊勢丹さんにもお願いです。例えば、「クロムハーツ」のヨガマット、ネット上では即完売だったようだが、伊勢丹さんの力を持ってすればそういった類の限定商品の発売が可能だと思うのだ。

今のようなあまりも平凡な売り場では悲しすぎます。是非是非いろいろ仕掛けて下さいませ。ヨロシクお願い致しますm(__)m

しかし、「リ・スタイル スポーツ」の件はさておき、シーズンの立ち上がり時期の伊勢丹さんはやっぱり面白い。細かく言い出すときりがないくらい、魅力的な商品の宝庫である。

時間が小1時間しかなかったので、駆け足で見たのだが、今日見た中で、私の事前予想以上に頑張っているな、と思ったブランドが2つあった。

1つは、この間もちょろりとアトレ恵比寿の「ダブルスタンダードクロージング」の話の中で書いた、「マウリッツォ・ペゴラーロ」。今春はシルエットは50年代調、アールヌーボー調のフラワープリントが優美さを醸し出している。

もう1つ。4Fの「ICB」の内容が、暫く見ないうちにグンと良くなっているのに驚いた。昨年の今頃と比べると様変わりではないか?

このブランド、一時期は、いわゆるモテ系のブランドと、「セオリー」や「Mプルミエ」のようなわかりやすいキャリア系ブランドとの間で立ち位置を見失っているのかな、と思えることがあった。かといってベタな方には走れないし(自社内の「23区」と一緒になってしまう)、苦しいところなのかなぁと。

今日、「ICB」は、エンブレムの特集を行っていた。一点購入することで、ワードローブの価値観をぐっと高めることの出来る魅力的な商材である。

大人っぽいマリンスタイルの打ち出し、そして、昨日このブログでご紹介した、今春の「プラダ」のスカートからインスパイアされたのではないかと思えるスカートもある。

つまり、「絞り込んだ素材と色で、テーラードスーツ中心のシャープなシルエットを提案する」という、「セオリー」や「Mプルミエ」なんかとは違って、全体の3割くらいは、手の込んだこだわりのある商品を見せていく、という風に変わってきたのだろう。「あの人のお洋服、ちょっと違うわね。いいわね」と言ってもらえるキャリア服だ。

そして、結果として、商品単価を上げる、上げても納得して頂けるだけのものづくりを行う。今は景気も良く、春になってからも売り上げは冬に引き続き好調なので、この戦略は正しいように思いますね。

長くなってきたので、続きは明日書きます。

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最終更新日  2006年02月25日 00時35分37秒
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