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カテゴリ:展示会・セミナー覚え書
昨日のエントリ文中で、墨田区内の鞄メーカー・(有)丸ヨ片野製鞄所の社長名を誤って記しました。正しくは、「片野一徳」さんです。片野社長、大変失礼な間違いで、申し訳ございませんでした。お詫びして訂正致します。
今夜は、(株)山崎文栄堂の代表取締役社長・山崎登氏を講師にお迎えして、「IT経営応援セミナー」を開催した。 演題は、「お客様と社員と社長が元気になる経営の仕組み」。 今、思い出してもジンとくるような、本当に素晴らしいセミナーでした。 まだ37歳と、若い山崎社長が、2社での修行を終えてお祖父さんからの代の家業である文房具店に戻られた時、会社は極めて厳しい経営状態で、金融機関回りが最初の仕事だった、という話から始まり、1軒1軒お客様を開拓して歩かれた、という、初期の頃のご苦労話も迫真の内容だったのだが、 一生懸命努力されることで、急激に業績が上向き始めてから、要所要所での適切な対応を打ち、ある段階からは自分で仕事を抱え込まず、社員に任せ、ITをうまく活用して、「仕組み作り」に注力していかれた、というお話には、非常に説得力があった。 現在、同社は6期連続の増収増益を達成しておられるそうだが、ちょうど6年前くらいから教育への投資額をグンと増やしておられた。社員とのコミュニケーションを大切に、チームワークで頑張っておられることが成果につながっているのではないかと感じた。 今日は、実際に社内で使っておられる「サイボウズ」の画面を皆さんに見せて下さったり、「ボイス・メール」のデモンストレーションなど、非常に盛り沢山の内容だったのだが、私が印象に残ったフレーズを幾つかここでご紹介したい。 ◆「経営計画書」は、作成することが大事。最初は全て実行できなくとも、年を重ねるごとに進歩する。「経営計画書」によって、社員が社長と同じ方向を向けるようになる。作り始めてから、社員が辞めなくなった。 ◆新卒の採用は重要。社内の雰囲気が良くなる。採用活動は、私達自身にとっても勉強になる。 ◆クレームには、とにかく早く対応すること。まずは現場に行ってお詫びを言うこと。 ◆仕事に誇りを持ち、社員と共に夢を見られる会社に。 特に最後のお言葉は、素晴らしいですね(^^) ITに関しては、こんなことをおっしゃっておられた。 ◆あと1年くらいすると、どこの会社もTVCMのような動画を制作してネット上で流すことが出来る時代になる。ますますホームページでの情報発信は重要になる。 山崎文栄堂さんのホームページは、既に敏腕営業マンに勝るとも劣らない充実した中身だと思うが、これからもっとそれに磨きをかけていかれることだろう。私達も見習って、頑張らなくっちゃ! 本当に笑顔が美しく、本当はかなり大変であろうことを、楽しげに軽やかに語ってくださる山崎社長のハートの暖かさに、非常に感銘を受けました。今日お越し頂いたお客様は、皆様同様の感想をお持ちだったのではないかと思います。 採用活動等でお忙しい中、弊社セミナーのために貴重なお時間を割いて頂き、本当に有難うございました。そして、今後共、ご指導の程宜しくお願い申し上げますm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月08日 01時19分11秒
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