涙ひとつぶ落ちる前に

ビーズ、どうしても繋ぎたくなったので、ボードを持ってきて、リング作り。

私はどうも手芸病というか、「なんか細かいもの作りたい」という発作に見舞われる事があって、他にもしなければならない事がたくさんあるのに、どうしてもしてしまう事がある。

片手でビーズ手芸は結構辛いので、「やるぞ」という時はまあ、出来るだけやりましょう、という気持ちでいる。
本当はネックレスを作りたいし、それよりももっと、買ってある天然石で自分が身につけるものを作りたいと思うけど、勉強の為に備蓄しているキットが溜まっていて、それが気になる。

キットを作る、って、説明書の通りにやっていく、という事で、どうやったら書いてある通りになるの？という試行錯誤はあるものの、無心でやれるところがいいのかも知れない。
自分で自分に合った好きなアクセサリーを作る時は、出来上がった時、とても満足だし、確実に身につける事が出来ていいけど、進めているうちに、
「あれ？　こんなつもりじゃなかったのに。」
と、デザインし直したり、使う石を変えてみたり、色が気に入らないからとまたばらしたりして、なかなか進まない。

キットのものをどうして身につけないか、っていうと、ビーズの作品ってどちらかというとゴージャスだったりフェミンだったりして……。
に、似合わないの（笑）。
じゃ、作らなきゃいいじゃないかと思うでしょ？
でも、やっぱり女の子だから「作ってみたいな」と思うのよ。
それに、自分らしいものを作りたいな、という時、色々な技法を学んでおくと、
「これはああすればいいんだ。」
というアテが出来るでしょ？
それで、キットをやってみる訳。

今度のはブルーレースを使ったリングだったけど、出来上がり図を見た時、
「こっ、こんなでっかいモチーフ、リングは無理だよ～」
と及び腰だった。
そういう時、どこかでアレンジしてしまって使える様にしたりする事もあるのだけど、これは取り付くしまがなくて、とうとう全部作ってしまった。

結構すてき。

でも、とてもリングには出来ないケド（笑）
これを中央のスワロフスキーをスモーキークォーツに、周りのカットビーズをサイズ違いのブルーレースにして総天然石でブローチに作ったらきっと凄くいいんじゃないかしら。
今回は、モチーフの意味とか、パーツの配置意義というのが少し分かった気がする。
楽しかった。
また作りたい。ああーっ、駄目駄目、他にもやる事沢山あるのに！