高知新聞 閑人調
こんばんは久しぶりに高知新聞のひとつの記事を取り上げてみます。「ちゃがまる」この言葉については、昔触れたような感じです。では、さっそく高知の方言を「高知弁」と言われることがあるが、土佐弁と言う方がしっくりくる。私自身、すでにきちんとした土佐弁を話せない世代だと思うが、好きな土佐弁は?と問われると「ちゃがまる」と答えることが多い。「ちゃがまる」は動詞で、何かがだめになったりしたときに使う方言である。「車がちゃがまった」などと使う。この言葉の響きと独特のニュアンスが好きだ。みんなそれぞれ持論があるので会話が盛り上がる。職場は高知県出身者ばかりではないので、それぞれお国言葉が披露されることがある。私の場合「ちゃがまる」は、師走となると出番が多くなる。忙しさのあまり「もう、いかん(体が)ちゃがまりそうな」「ちゃがまられんで」という会話が頻繁になっていく。仕事をしていても、どんどん慌しくなる周囲のペースに、つい巻き込まれ、もう少しもう少し・・・と頑張ってしまう。そんな時に「ちゃがまらんようにしいよ」と言われると、少し気持ちが楽になる。標準語で「無理しないでね」というのが近いだろうか?けれどもニュアンスまでは伝わらない気がする。やわらかく響き、温かく感じられる言葉。どこの土地の言葉にもそんな言葉があるのだろう。それぞれの土地の言葉を知りたいと思った。以上が高知新聞に掲載された、そのままの文章である。土佐人はほんとによく「ちゃがまる」と言う言葉を使います。もう12月も残りは僅か、仕事に追わる毎日であろう、自分の体は自分しか分からない、ここで無理して苦しみ毎日寝る日々をすごすか、忙しくても仕事を休んでも体をいたわるかは皆さんの気持ちひとつでしょう。誰のために自分が生きているか、そう社長の為に汗をかいているわけではない、自分自身、また家庭のために働いているのであると思う。給料は会社、社長がくれるのfではなく、お客様がくれるものである。大変な時期ですが、自分の体をいたわり頑張っていきたいです。「ちゃがまらないよう」にこの12月を乗りきりたいものですね。では、ゆっくり石川さゆりの「津軽海峡冬景色」を聴きます。