テーマ:気になったニュース(30871)
カテゴリ:メモ メモ ( ..)φ
ニュースステーションで、本日が大暑であることを伝えている際、画面に 「 大暑 」を始め、いろんな暑さを表現する言の葉が書かれてあり、 なかでも1番大きく、目立つように書かれていたのが、 「 辱暑 」。 浅学にして、初めて目にしたため、驚いてその場でググる。 「 じょくしょ 」 と入力しても変換しないことに、 なんとなくほっとする小心者>ぢぶん。 ■ 「 辱暑 」のヒット数は僅かに128件。 それも同じひとのブログが重複している。 。。。辞書にもない。 屈辱、恥辱、汚辱、侮辱、凌辱、、など、余り良いイメージのない字であるが、 その「 辱なる暑さ 」とは、どう意味を持つのか??? 「 辱 」 という字について調べてみる。( 角川新字源 P.288 ) 【 辱 】 …会意文字。 ● はずかしめる。 ● けがす。 くじく。 ● 屈する。 かがませる。 ● ころす。 (殺) ● かたじけない。 もったいない。 ありがたい。 ● 他人の好意に対してへりくだっていう。 【 辱知 】( 変換した!) かたじけなくも自分を知っていて下さっている。 【 辱命 】( 変換しない ) かたじけなくもご命令、ご任命下さる。 【 辱友 】( 変換しない ) 辱知の友人。 【 辱臨 】( 変換しない ) かたじけなくもおいで下さる。 ふぇええ@@ 肝心の【 辱暑 】は載っておらず、ググったところによると、 ● 梅雨末期の湿度の高い蒸し暑さ ● 土潤辱暑(つち、うるおうて じょくしょす)。 陽気が土を潤し、蒸し暑い。 とても蒸し暑いことを言うようである。 蒸し暑さに耐え切れず、屈してしまうほどの暑さ、というような 感じでイイのかしらん。。。。^o^;??? ● 湿度の低いスッキリした暑さを「 薄暑 」と言い、 その対義語となるのが、「 辱暑 」らしい。 ● 漢詩に用いられているところから、季語として俳句に用いられるらしい。 だもんで、歳時記のなかでは、常識、なのかな。 * 「 辱 」… 手で辰(大きな貝殻)を持ち、 草を刈る意を表す。 「 忸 」と通じ、借りて 「 はずかしめ 」の意に用いる。 追記) 「 溽暑 」 で ググるとこちらは多数ヒット。 なんと、七十二気候の1つであり、 太陰暦で六月を表す、という、 なんとも一般常識的言の葉だった。。。(o_ _)oポテッ そんな大事な言の葉が、 現在、辞書に載っていないって、実は問題では?? 尚、「 溽 」は 形声文字であり、 ● むしあつい。 湿気が多くて暑い。 ● うるおう。 うるおす。 ● 濃い。 濃厚。 という意味を持つ。 お騒がせ致しました。 m(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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