テーマ:介護・看護・喪失(5306)
カテゴリ:老い。
土曜日。 長義兄が、墓地や義母宅周りの休耕田の草刈のため、帰省。 前もっての連絡で、私たちに気を遣わせないよう、 連絡なしの、スーパーのお弁当を持参しての、いきなりの帰省、である。 野菜作り命、な義母に、『 農作業禁止令 』 が発令された ことは 昨夜、2人の義兄にメールしておいたため、 間髪を入れない長義兄の帰省にこころから感謝する。 昨日の今日で、た~~くさんの不平、愚痴、不信感が溜まり、 私の言い分だけでは、何もかも納得しかねていた義母には、 何よりの長義兄の来訪であろうし、 私にとっても、義母に絶大なる影響力を持つ長義兄からのサポートは、 とてもこころ強く、有難い。 長義兄の方では、隣県にて独り暮らしをされている、 あちらのおかあさまが認知症を発症され、 一人娘である長義兄嫁さんが、仕事( 中学校数学教諭 )を辞めて 介護しなくてはならなくなりそう、との由。 はぅぅ(;;)。 生きていくこと。 老いていくこと。 なんてこんなに苦しく、厳しいのだろう。 農業の傍ら、小学校の教師も勤めていた頃もある、 謹厳実直を絵に描いたような 厳しい、そして賢い義父が、 稲作をヤめた途端、壊れていったとき。 義父が義父でなくなる。 ひと が ひと でなくなる。 壊れゆくひと の 尊厳。 介護する側の ひと の 尊厳。 全てが壊れていく。 、 もう 2度と。 ひとが壊れていくのを観たくないと痛烈に願った。 そのために私は何だってする。 このことを回避するために、ひとは若いうちから一生を賭けて精進し、 頑張らなくてはならないのではないか、とさえ思えていた。 それでも 絶対回避不能、とは、誰も言えない恐ろしさ。 交替で義父を介護してくれた長義兄嫁も、 おそらく想いは同じであったのではないか、と思う。 なのに、今度はご自身のおかあさまが、その道を辿る――。 どんなにか切なく、悲しく、恐ろしいことだろう。 。。。。。 了解しました! どうぞ、こちらは( 当面は )ご心配ご無用になさって下さい! 有難いことに、義母はとってもとっても元気であり、 今は膝が腫れているだけ。 義母のこころが曇らぬよう。 笑顔で共に在れるよう。 まだまだまだまだ 頑張れる>ぢぶん。 ふぁいと! > ぢぶん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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