テーマ:いい言葉(574)
カテゴリ:メモ メモ ( ..)φ
今期のドラマは、観たい!と思ってしまったものが多く、 ただいまHDDにどんどん蓄積中。(o_ _)oポテッ 連続ドラマは、連載書物と同じく、 続きが気になって気になって、何も手につかなくなる傾向大の困った私。 だもんで、できるだけ遠去かっていたいのに、なかなかそうも行かず(悲)。 できるだけ、最終回を迎えてから一気に観て行くようにしているのだが、 シリアスな医師もの に弱いため、 今期は TBS 『 Tomorrow 』 と フジ 『 コード・ブルー 』。 ついつい観てしまい、最終回を目前に途轍もなくヤキモキしている(-_-)。 で、31日の『 Tomorrow 』には 泣かされてしまったため、少々覚書。 ( ネタバレではありません、多分 ) 『 リビング・ウィル 』 ――。 私が初めて目にしたのは、22年前。 最愛の父のそれ、である。 母、弟、私、夫の4人、それぞれに宛て、 見事な父の達筆が書き遺されていた。 『 リビング・ウィル 』については、 『 エンディング・ノート 』 絡みで、随分とブログに書いて来た。 ( 『 続・人生50年 』 などなど ) で、31日の『 Tomorrow 』で、私が大きな感銘を受けたのは、 ドラマのなかに出て来た『 リビング・ウィルの続き 』、である。 或る女性が脳内出血で突然倒れ、自力呼吸が困難となる。 彼女は、夫宛のリビング・ウィルを封書に入れて、常に持ち歩いていた。 夫はそれを知りつつ、意識不明のまま、自力回復の見込みもない妻に、 人工呼吸器をつけるか否かの選択を迫られ、延命治療を望む。 妻が尊厳死を望んでいることを知りながら、妻に生きていて欲しいと願った夫は、 自己嫌悪に陥りながら、人工呼吸器をつけた妻の枕元で封書を開封する。 そこには、活字で書かれた 尊厳死を望む型通りの宣言書と署名捺印の後、 肉筆で書かれた2枚目の便箋があった。 私は、そこに 書かれてあった言の葉を、 どうしても書き留めておきたい、と思う。 ともすれば これまで蔑ろにされがちだった、 「 患者の権利 」を重視する余りに、 今度は「 遺されるもの 」の こころが 蔑ろにされる場合も 往々にして出て来るのだな、と思うこともあったから――。 私は尊厳死を望みますが、 もしも あなたがそれに耐えられないのなら、 こころが落ち着くまで、私を生かしておいて下さい。 死んでいく私より 生きているあなたの気持ちを大切にして下さい。 あなたの哀しみは 私の哀しみです。 あなたの妻で倖せでした。 これが私のリビング・ウィルです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[メモ メモ ( ..)φ] カテゴリの最新記事
|
|