カテゴリ:本日のPTA
金曜日。 小学校P時代の先生方と飲むことになり、女性ばかり総勢8名。 上の少年の担任だった先生、下の少年の担任だった先生、、、 定年を迎えられた先生もお招きして、 懐かしいお顔に囲まれ、久々に熱く語り合う。 私自身は 卒業してしまって、遠い日にしてしまった、 あの、熱い激動の( 苦難の )P時代の毎日が、 当たり前ながら、先生方には変わらず続いておられることに、 敬意を表しつつ。 下の少年の小2のときの担任の先生が ぽつり。 「 もう学級通信は出せないんよ、、、 ていうか、もう、出したくない 」 驚いて詳細を訊ねると、学級通信の原稿を書いて印刷するまでに、 学年主任から校長までの5つの関門があり、 それぞれに真っ赤に添削されて先生の手元に戻って来るのだと。 時候の挨拶中心の硬いビジネス文書になった それ をそのまま直し、 またまた、そのチェックを受けるため5つの関門に提出する。 既に自分が伝えたい、と思った「 学級通信 」ではないし、 子どもたちや保護者に伝えたい時期も想いも逸してしまうのだと。 毎日毎日、授業時間の殆どを子どもたちと直接過ごしておられる、 まさに「 現場 」の先生が、「 現場 」で見聞きし、感じた諸々を 子どもたちや保護者に伝えたい、と、「 学級通信 」で語る言の葉を どうして「 管理職 」が手直しし、削除していくことができるのだろう?? 一事が万事、この調子。 お子たちの成績表もどんどんとIT化され、 先生方のコメント欄も活字になっていく。 ロットペンのような極細のペンで、ぎっしり書いて下さってた頃を 懐かしく感じるのは私だけだろうか。 何のためのIT化であろう? 上つ方々が容易に、全生徒たちの評価数字や 教員のコメントを掌握でき、 ヤろうと思えば、いつだって改竄だってできる訳で、 マズければ、【 データが飛ぶ 】ことだってあり得る訳で、、と とてもイヤな方向にしか感じられないことを悲しく、腹立だしく思う。 先生方のお子さまたちは、 皆、看護師さん、介護士さん方面へ進んでいらっしゃり、教職は目指されない由。 また、上の少年と同級生だった「 障碍 」を持つ少年の弟妹くんたちは、 介護福祉士を目指し、福祉系高等学校へ進学し、日々頑張ってる由。 妹さんはともかく、あの やんちゃだった弟くんが! 、、、感慨一入。 あのお子は、このお子は。。。 久々の熱き語らいは、時折、大きな吐息とともに視線が沈む。 お子たちの前に立ちはだかる厳しい現実の壁。 変わっていく学校。 変わっていく保護者。 変わっていく諸々。 それでも、子どもたちの笑顔や子どもたちの成長が、 唯一の喜びである先生方は、 日々、ふぁいとふぁいとで、励んでいらっしゃるのだ。 互いに「 有難う。 元気が出たよ~! また是非、一緒に! 」 と お別れする。 あの頃。 確かに私たちは、教師――保護者の繋がりを越え、共に手を携え、 地域のお子たちを愛し、守り、育んだ 仲間 だった。 その絆は、何年経とうとも、変質してはいなかったことに、 胸を熱くしつつ。 今、地域の一おばちゃん である私に できることは、なんだろう。 総合病院のある街の駅前の焼き鳥屋さんにて。 お安いのに、何もかもが美味しく、 お刺身やお寿司まであって、びっくりする。 お箸は割箸でなく、黒のどっしりした美しい箸。 使いまわされた感もなく、とても心地よい。 少年たちと来てみてもいいかも^^*☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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