母親の決断3~こだわりか惰性か~
もし、第3志望校へ行かせるならそれは惰性以外の何物でもない。中学受験生母親の中にはどこの学校に合格しても私立進学以外には考えられない。と決めつけている人がいる。つまり、希望していない学校でもそこしか合格しなければ手続きをしてしまう母親。まさに惰性だ。その惰性はどこからやってくるのか?逆に、一つのこだわりを持っている母親もいる。A,Bの2校に合格できなければ私立の中高一貫に進学させる意味を感じない。つまり、惰性は許さないという考え。徹底したこだわり派。実はもう一つのタイプの母親がいる。公立中学進学を前提にチャレンジをさせていくが、最終的には気の進まない私立中学へ子どもを入学させてしまう母親。最も思考に筋のない意志の弱いタイプだ。上記、3タイプに分かれるといってもよい。一つ目のタイプは私立はどこでも行く価値があると考える母親。何が何でも私立へ行かせる母親にも一つのプライドがある。どこの学校であれ私立へ進学させるというプライド。全く逆のプライドを持つ二つ目のタイプの母親は、希望しない学校(第四希望、第五希望校など完全押さえ校)に子どもを行かせる事自体にプライドが許さない。ここが分岐点だ。母親のプライドにも2つあるという事だ。しかも、その二つは相反するものになっている。どちらも避けられない母親特有のプライドだ。但し、プライドは日本語では誇れるモノを指す。一般にこういった母親のプライドというのは保守的プライドであって、本当の誇らしいプライドではない。三つ目のタイプの母親は性格の問題だ。意志の弱さが露呈される。中学受験は惰性のためのものではない。そして、こだわるものでもない。ただ、結果としてどちからに転んでしまうのが現実路線。これは仕方ないでしょう。高いお金をかけてきた母親の決断は受験前だけではなく、受験後にも迫ってくる。今の思いと受験後の思いも変わってくるはずだ。受験校を検討していく季節、受験校をどういうものさしで選定していくのか?何校受験するのか?どこでもいいのか?こだわった学校のみ受験させるのか?そこは母親の決断だ。少なくとも今その指針が打ち出せなければ残りの5カ月の学習方針だって曖昧なまま終わってしまう。受験ブログランキングに参加しています。いつも訪問有難うございます 受験英語の【英冠塾】アメーバブログはこちらへ小6生の娘のアメブロ日記『大野君大好き少女日記』