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2010.04.13
テーマ：ニュース(100002)
カテゴリ：ニュース
核物質の安全管理について話し合う核サミット。
１３日、ワシントンで開幕した。 核サミット開幕へ、核管理「４年以内に徹底」 47カ国参加（日本経済新聞 電子版）  この国際会議には４７カ国が参加。 もちろん議長はオバマ大統領。日本から鳩山首相も飛んだ。 先日、米露が署名した核軍縮条約。 多くの核兵器が両国に集中しているのは事実。 だが、今回の会議に参加する中国などがどう出るか。 もうひとつの懸念は「核の平和利用」について。 原発が「クリーンエネルギー」として評価されつつある現在。 その考えが本当に正しいのか、私は疑問を投げかけたい。 原発を稼動させれば、「核のゴミ」放射性廃棄物が出る。 日本では、六ヶ所再処理工場が試験運転中。 この再処理工場から出た核廃棄物がどこで埋められるのか。 まだ答えが出ていない。 海洋投棄はバーゼル条約により禁止されている。 つまり、国内で処理するしかない。 ガラス固化された核廃棄物はステンレスの容器に入れられ、埋められる。 長い期間、その容器を見守る必要がある。 強い放射線と熱が懸念されるからだ。 高レベル放射性廃棄物処分の危険性と問題点 アメリカでもこの問題はある。 オバマは原発建設により、二酸化炭素の排出量を抑えようとしている。 だがその反面、ネバダ州に建設された核廃棄物処分場計画を凍結。 核のゴミを、オバマはどうするつもりなのだろう。 原発は「トイレのないマンション」と呼ばれている。 この点では日米は同じ問題を抱えている。 というか、核廃棄物処分は世界的な問題。 この件については以下のページに出ている。 諸外国の高レベル放射性廃棄物処分等の状況 スウェーデンとフィンランドが高レベル放射性廃棄物処分場を決めている。 そのうち、スウェーデンについては以下のページに詳しく書かれている。 スウェーデンの放射性廃棄物処分事情 核兵器の拡散は止める必要がある。 インドやパキスタン、そして北朝鮮やイスラエルなど。 核兵器開発の監視には時間の猶予がない。 だがその一方で原発はどうか。 「核の平和利用」ということに、多くの人はだまされていないか。 核サミット開催は喜ぶべきこと。 だがその報道は原発と核兵器、両方の危険をメディアは伝えていない。 この点を当ブログでは指摘しておく。 ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。  ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2010.04.13 11:19:13
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