テーマ:ニュース(100037)
カテゴリ:ニュース
普天間基地移設は、結局辺野古に。
鳩山首相は沖縄県庁で仲井真弘多知事と会談した。 首相、普天間移設「辺野古に」 沖縄知事「遺憾」(日本経済新聞 電子版) この会談で、鳩山は普天間基地を名護市辺野古に移設すると述べた。 仲井真知事はこう述べた。 「大変遺憾だ。極めて厳しいとお伝えするしかない」 (太字部分、上記日経の記事から引用) 鳩山はこう述べた。 「県外にという言葉を守れなかったことと、結論に至るまでの過程で県民に混乱を招いたことを心からおわびしたい」 (これも日経の記事から引用) 「最低でも県外」 選挙に勝つためとはいえ、これが鳩山の主張だった。 こんな発言もあった。 「埋め立ては自然への冒涜」 県外への移設を期待させておいて、結局移設先は辺野古。 知事の「厳しい」という言葉にはいろいろな意味がある。 22日、すでに日米両国は辺野古移設で合意した。 地元沖縄の合意がないままに、国同士が約束した形。 沖縄の負担は継続され、「頭越しの合意」で決着。 連立政権を組む社民党はこの案に賛成するのだろうか? それ以上に、鳩山に期待して政権交代させた国民を裏切ってはいないか? 鳩山を頼りにして民主党に投票した人がどれだけいたか。 もう忘れてしまったのか? 名護市の稲嶺進市長も鳩山首相と会談した。 名護市長、普天間の辺野古移設「可能性ゼロに近い」(日本経済新聞 電子版) 記者団にこう述べたという。 「とても受け入れられる状況ではない。怒りを禁じ得ない」 (日経の記事から引用) 稲嶺市長の発言は当たり前。 何しろ名護市長選挙は日米同盟という国政のテーマが焦点になった。 そして県外移設を訴える稲嶺市長が当選した。 この件については以下の記事で書いた。 名護市長選と普天間移設 最初から辺野古移設であれば、逆風も少しは違っただろう。 すべては不可能なことに期待を持たせた鳩山の責任だ。 *********************** 関連記事 鳩山よ、普天間を辺野古に押し付けるつもりか!? 「普天間基地」移転先は辺野古周辺???? 鳩山首相 辺野古移設を初表明 首相、辺野古移設を初表明 受け入れ難しいと知事 マイナスからの出発 米国にとって沖縄とは・・・ 普天間移設が元の木阿弥だからといって、すぐ交代させるのは、、、 泰山鳴動して・・・・・ 5.23 これでいいのか日本 *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.24 10:22:24
[ニュース] カテゴリの最新記事
|
|