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2010.06.04
テーマ：ニュース(100014)
カテゴリ：ニュース
鳩山首相の辞職（内閣総辞職）に伴う新首相選び。
４日午前に民主党の代表選挙が行われ、菅直人が圧勝した。 「菅首相」誕生へ、国民新との連立は継続（読売新聞）  民主党の国会議員４２３人による投票は、以下の結果となった。
大方の予想通り、菅が多くの票を集めた。 政党の代表選挙は公職選挙法の適用外。 負けた樽床も１２９票を集めて存在感を示した。 午後行われた衆院本会議。 菅は第９４代総理大臣に指名された。 今後、認証式と組閣作業が待っている。 日本は総理大臣がよく変わる国。 かつて、日本語が堪能な韓国人にもこう言われたことがある。 「日本の首相はよく変わるので名前が覚えられない」 確かにその点は事実なので否定しようがない。 言われっ放しも癪なので、その韓国人にはこう反撃しておいた。 「韓国の大統領は任期途中で殺されるか、任期後に逮捕される人ばかり」 ところが、アジア以外で日本の総理大臣は影が薄い。 少なくとも私が会うアジア以外の外国人。 多くが日本の首相など名前も知らない。 小泉純一郎元首相も２日にこの点を指摘している。 小泉氏「チェンジと言っても変わりすぎ」（日刊スポーツ） 「自分の言葉で自分の首を絞めてしまった。民主党は、あまりにもできそうもない公約を掲げたツケがきた。平成に入って２２年の間、次の総理で１６人目。チェンジ、チェンジと言っても、ちょっと変わりすぎじゃないか」 （太字部分、上の記事から引用） 確かに２２年で総理１６人目というのは異常だ。 韓国人や小泉に指摘されるまでもなく、国民の多くがそう感じている。 冗談はこのくらいにして、菅直人と言えば「お遍路さん」。 ０４年に自民党３閣僚の年金の未納問題を批判した菅。 その彼自身も未納期間があった。 （実際は社会保険庁による手続き上の誤り） 自分を見つめなおすため、菅は頭を丸め四国八十八カ所巡りに出かけた。 いいこともした。 薬害エイズ事件では真相究明に対し、厚生大臣として手腕を発揮。 行政の責任を認め、薬害被害者たちに土下座した。 説明責任（アカウンタビリティ）が広く知られるようになったのもこの頃。 この時の菅は型破りではあったが尊敬に値した。 菅はどんな政治をするのか。 決まった以上は期待するしかない。 くれぐれも「また短命で終わった」と言われないように。 *********************** 関連記事 菅直人が民主党の新代表や新首相になろうが ■＜首相指名＞参院も菅直人氏 第９４代首相誕生 新首相選出に思う 菅首相、党内閣人事早くも難航 新首相に菅直人副総理を指名 *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。  ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2010.06.05 13:31:44
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