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カテゴリ:ニュース
もしあなたがHIV検査を受け、誤って「陽性」と通知されたら。
そんな事件が名古屋市で起きた。 HIV検査:陰性の男性に陽性と誤通知 名古屋市が謝罪へ(毎日新聞) 検査は今月の15日に保健所で行われた。 その結果を他の人と間違って22日に伝えてしまった。 HIV検査は匿名で行われる。 このため、誤った通知であることを本人に伝えられない。 幸いなことに、24日になって誤通知を受け取った人物が名乗り出た。 陰性であることを伝え、ホッとした表情だったという。 陰性なのに陽性、エイズ検査誤通知の男性発見(読売新聞) 誤りが本人に伝えられてよかった。 「陽性」と言われた人は、誤りだとわかるまでさぞ不安だったことだろう。 HIVは今でも死の病として多くの人から恐怖の対象となっている。 カクテル療法により、HIVで亡くなる人は確かに減った。 だが多くの人から恐怖を取り除くことにはなっていない。 もし、誤通知を受け取った人が悲観して自殺したら。 保健所は人を殺したことになる。 自暴自棄になって殺人犯となることも可能性としてある。 問題の保健所も、信頼を失う。 この保健所で私が「陽性」と通知されたら。 「前みたいに間違いじゃないのか!」と疑ってしまうだろう。 今回の件で教訓とすべきことは以下のとおり。 1、人が行うことに間違いはある。 2、匿名検査は誤りを訂正することが難しい。 どうすれば今回のような大きなミスを防ぐことができるか。 名古屋市は情報を公開すべきだ。 各自治体や保健所にとってその情報は大きな財産になるはず。 ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.07.25 16:35:17
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