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2010.07.28
テーマ：ニュース(100033)
カテゴリ：ニュース
死刑執行がここ１年行われなかった。
千葉景子法務大臣と死刑執行について考えたい。  死刑１年執行せず、千葉法相は「慎重に判断」（読売新聞） 千葉法相は先の参議院選挙で落選。民間人となった。 この件については以下の記事に書いた。 参院選、民主党が敗北 制度として死刑がある限り、執行しなければ死刑囚は増える。 そもそも死刑確定から６ヶ月以内で執行することが決まっている。 刑事訴訟法の規定によるものだ。 もし千葉法相が死刑を廃止したければ、法案を提出すべき。 そうでなければ死刑執行命令書にサインしなければならない。 法務大臣が刑事訴訟法という法律に従わない。 そんなことがあっていいわけない。 ７月末で千葉景子氏は参議院議員ではなくなった。 民間からの大臣登用は過去にもあった。 民間人閣僚で記憶に新しいのは竹中平蔵。 （竹中氏は途中から参議院議員になるも、任期を残して辞職した） 有権者から拒否された人が法務大臣を続ける。 この点は憲法上許されることではあるが、批判されても仕方ない。 追記 この記事を書いている間に、千葉法相の下で初めての死刑が執行された。 執行されたのは東京拘置所にいた２人の死刑囚。 千葉法相は、２８日午前の執行に自ら立ち会ったという。 １年ぶり死刑、２人に執行…千葉法相が立ち会う（読売新聞） このまま死刑執行を拒否し続けることは無理だと判断したのか。 詳しい話を千葉法相自身から聞きたい。 この死刑執行で、死刑確定者は１０７人となった。 「死刑は残虐」という指摘がある。 確かに命を奪う死刑は残虐。 だが、「死刑確定者」として執行を長い間待つのはどうなのだろう。 それこそ残虐ではないか。 人は、長い間自由を奪われると人間性を失う。 この点を死刑反対論者は是非とも考えてほしい。 ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。  ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2010.07.29 09:42:09
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