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2010.08.20
テーマ：ニュース(100025)
カテゴリ：ニュース
防衛大臣は自衛官だと菅直人首相は思っていた。
首相と制服組トップとの会談で冗談のような話が出た。  「防衛大臣は自衛官ではないんですね」と首相（読売新聞） 日本は文民統制が基本。 憲法６６条でも国務大臣は文民でなければならないと決められている。 正直、制服組からすれば防衛大臣が文民なのはやりにくい。 中谷元（当時は防衛庁長官）みたいに防衛大学校出の元自衛官。 または石破茂のような防衛オタク。 この二人が制服組にとって防衛大臣にはふさわしい。 だが、制服組にとっての「やりにくさ」が役に立つ場合もある。 もともと日本の自衛隊は合憲か否かということさえ言われた存在。 太平洋戦争敗戦の影響もあって、自衛隊のトップが文民であること。 それは「違った視線での判断」ができるということ。 首相が憲法を知らないとしたらこれは問題だ。 １９８０年に初当選した菅直人。 国会議員としての経歴も長い彼がこれでは困る。 前の鳩山首相も普天間移設問題で防衛に関し不勉強であることを示した。 「政治とカネ」の問題と合わせて辞任の理由になった。 だがこれも平和ボケ日本の象徴的なひとコマなのだろう。 広島、長崎に原爆が落とされた日も知らない。 日本がアメリカと戦争していたことも知らない。 そんな日本人が増えている。 国民が不勉強なのに、首相だけが責められるのはどうかと思う。 それにしてもねえ・・・ 民主党は９月の代表選挙に小沢氏が出馬するかもしれない。 民主党代表選：小沢氏、出馬を検討 首相に「圧力」 求心力維持へ、来週にも判断（毎日新聞） 小沢なら防衛大臣が文民であることを熟知しているに違いない。 だが、それでも私は「小沢首相」にはアレルギー反応を起こす。 日本の有権者が小沢首相率いる民主党に投票するのだろうか。 そうあってほしくはない。 その前に、小沢と鳩山は「政治とカネ」で国民に説明すべき。 文民統制を知らなくても小沢より菅首相のほうがまだましだ（？）。 とにかく、外交と防衛について菅直人が不勉強なのはよくわかった。 ついでに経済も。 日本のトップなのだから、それくらいは勉強してよ。 菅直人が首相の器でないことがわかった？ あなた気がつくのが遅すぎ。 ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。  ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2010.08.20 20:37:19
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