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10月から年末にかけて行われる将棋の第23期竜王戦。
渡辺明竜王へ挑戦するのは羽生善治名人に決まった。
羽生名人、竜王挑戦権を獲得…久保二冠破る(読売新聞) 挑戦者決定戦は3番勝負。 2勝した棋士が挑戦者となる。 すでに第1局に勝利した羽生名人。 30日に行われた第2局も89手で勝利。 渡辺明竜王は、最強の挑戦者と戦う。 渡辺-羽生の戦いで思い出すのが2年前第21期での7番勝負。 当時渡辺は4連覇で永世竜王に王手をかけていた。 対する羽生も渡辺に勝てば永世竜王が決まる。 永世竜王の規定は5連覇か7期タイトル保持。 奇妙な巡り会わせで渡辺-羽生は始まった。 7番勝負で3連勝したのは羽生。 当時、将棋界で3連敗からの4連勝はタイトル戦では例がなかった。 追い詰められた王者渡辺。 東北で行われた対局では、対局後に最終の新幹線で帰京した。 普通は宿に泊まって次の日に帰るはず。 それだけ渡辺はふがいなさを感じていたのか。 そんな渡辺を救ったのは奥さんのブログ記事だった。 とにかく以下のページを見てほしい。 『スラムダンク』 知っている人も多いだろうが、バスケット漫画「スラムダンク」での名言。 それをパロディーとして夫への応援をしている。 私はこのブログ記事に感心した。 若き勝負師渡辺にあってこの奥さんあり。 渡辺はよみがえった。 (本人は「あれを見て励まされたということはない」と否定。 ブログでもこう書いている→→振り返って。 ) 負ければ竜王失冠の危機にあった第4局。 投了(負けの宣言)を覚悟していた渡辺。 だが打ち歩詰めの反則が味方して渡辺の玉は命拾いした。 ここから若き竜王は最強の挑戦者に反撃する。 3連敗からの4連勝。しかも相手はあの羽生。 こうして初の永世竜王は渡辺が資格を得た。 2年前の勝負が再現されようとしている。 対する羽生は永世7冠がかかっている。 渡辺へのリベンジ。永世7冠への挑戦。 羽生名人の胸に秘めた想いは何か。 しかも挑戦者決定戦で羽生は久保利明二冠を連勝で破っている。 今年はどんなドラマが待っているのか。 竜王戦の戦い、今期も目が離せないぞ! 安西先生、今度は中立でお願いします! *********************** 関連記事 挑戦者決まる。 ↑渡辺明竜王のブログ。7番勝負について、こう書いている。 >反響が大きかった2年前に負けない勝負が出来るように頑張ります。 (太字部分、上記ブログ記事から引用) *********************** トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.08.31 18:27:41
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