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カテゴリ:ニュース
まだ暑いけれど、もう9月。今日は防災の日。
この日で思い出すのは大川常吉氏のこと。 大川氏については、05年に以下の記事で書いた。 時間の無駄だった日韓首脳会談。 災害時、人は冷静さを失う。 関東大震災の時は朝鮮半島出身者に憎しみの目が向けられた。 「朝鮮人が井戸に毒をいれた」というデマが流れる。 実際、本庄事件では多数の死者が出た。 神奈川県では300人の朝鮮半島出身者が鶴見警察署に逃げ込んだ。 当時、大川氏は警察署長。 怒り狂う群集。 「朝鮮人を出せ」という要求を、大川氏ははねのけた。 そしてこう言った。 「まず自分を殺してから朝鮮人を殺せ」 「毒入りの水をもってこい。私が飲んでみせよう」 毒入りの水などあるわけがない。 デマなんだから。 大川氏は勇気ある行動で300人を救った。 今年は日韓併合100年。 憎しみの歴史ばかりが目立つ日韓関係で、大川氏の存在は救いになる。 もし今大地震がきたら。 危険なデマが飛び交うかもしれない。 あなたの近くにもいないだろうか? 意味もなく在日外国人に敵意を持っている人が。 多くの人を救った大川氏は確かに勇気がある。ヒーローだ。 だが、本当はヒーローが出ない状況こそ望ましい。 今日くらいは大川氏のことを考えたい *********************** 関連記事 関東大震災 在日朝鮮人殺害と大川常吉 鶴見警察署長、大川常吉さんのこと *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.09.01 11:20:09
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