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2010.09.09
テーマ：ニュース(100019)
カテゴリ：ニュース
フロリダのキリスト教会が９月１１日にコーランを燃やす計画を立てた。
この件が世界中に影響している。  コーラン焼却『賛同しないで』 米高官ら一斉非難（東京新聞） この教会は愚かだ。 言葉で布教できない能力のなさ。 それを、コーラン焼却で証明しようとしている。 しかも９月１１日というのは「やられたらやり返せ」でしかない。 なぜ多くの人を導くはずの教会が、小学生の思考能力しかないのか。 ９月１１日のテロは、確かにアラブ系のグループが実行した。 だが、多くの犠牲を出したからといって、イスラム教そのものを冒涜する。 そんな行為が許されるわけがない。 このキリスト教会は、相手の大切なものを燃やすことで何を得るのか？ はっきりしたのは教会の排他性。心の狭さ。 世界から向けられる憎しみ。 失うものばかりだ。 他の宗教を認めてこそ教会の意味がある。 イスラム世界は各地でこの計画に反発している。 コーランはイスラム教では大切な経典なので当然だ。 だが、星条旗を燃やしたり「アメリカに死を」と叫ぶのは間違いだ。 今回のコーラン焼却は一部のアメリカ人が計画しているに過ぎない。 アメリカ政府もこの馬鹿げた計画を批判している。 一部の行いですべてのアメリカ人を否定してもいいものかどうか。 もう一度考えてほしい。 日本でもかつて、コーランを破る行為があった。 イスラム教徒から批判されたことがある。 富山コーラン騒動全国紙 フロリダで起きていることは、日本でも起きる可能性がある。 残念なことに、こうした愚行は世界各地で起きても不思議ではない。 自分と違う宗教であることを認める寛容さを持とう。 その考えがあれば、今回のような馬鹿げた計画はなかった。 コーラン焼却計画は愚か。すぐにやめるべき。 イスラム側も冷静に対処してほしい。 追記 当然のことだが、アメリカ国内でもこの計画には批判が多い。 だが教会の牧師は中止するつもりはないと述べている。 米教会のコーラン焼却計画に非難広がる、牧師は強行姿勢（ロイター） テリー・ジョーンズ牧師は記者団にこう話している。 「（計画の）撤回が正しいことだとは思わない。コーランを燃やすことは、何かが間違っているということに注意を促すためだ。われわれは立ち上がり、テロと戦う必要がある」 （太字部分、上記ロイターの記事から引用） コーランを燃やすことが「テロと戦う」ことなのか？ こうした勘違いの正義には困ったものだ。 再度追記 コーラン焼却は中止になった。 コーラン焼却中止を発表＝国防長官、直接説得－米教会（時事通信） ゲーツ国防長官が直接電話で説得したそうだ。 ひとまず危機は去ったのか。 ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。  ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2010.09.10 10:02:34
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