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大阪府の橋下徹知事が弁護士業務2カ月停止となる。
光市母子殺害事件での発言を受けての処分。 橋下知事、弁護士業務2カ月停止 光市母子殺害事件発言(asahi.com) 橋下氏は07年、テレビ番組で起訴された少年の弁護団を批判。 弁護士会に懲戒請求するよう視聴者に訴えかけた。 この訴えに対し、7500を超える懲戒請求が集まった。 だが、この請求で懲戒処分された弁護士はひとりもいない。 逆に、弁護活動の正当性が失われるという声も上がった。 大阪弁護士会はこの声に対応。 2カ月の業務停止処分とする方針を決めた。 正式に処分が決まったとしても、橋下氏の損害は少ないだろう。 今のところ彼は弁護士ではなく、大阪府知事。 もちろん批判はされるだろうが、それは橋下氏も覚悟の上。 もし覚悟がないとしたら、橋下氏が甘いだけ。 今後は、こうした懲戒請求がどんなリスクを負うか。 それを示した形となった。 この件で、弁護士4人が業務妨害だとして橋下氏を訴えている。 以下のページに詳しく出ている。 光市母子殺害事件弁護団懲戒請求事件(wikipedia) ↑このページによると、損害賠償額は4人合計で1200万円。 広島地裁は08年、名誉毀損と業務妨害で800万円の賠償を認めた。 控訴審は09年、名誉毀損を否定して賠償額を360万円とした。 この件、どう考えても橋下氏にとって分が悪い。 どんな犯罪者であろうとも、弁護士なしに裁判はできない。 確かに光市の事件で弁護団の主張は批判されても仕方ないもの。 だがその批判を懲戒請求という形で示すのはどうなのか。 はっきりと答えが出た。私はそう解釈している。 ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.09.17 10:57:34
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