テーマ:ニュース(100012)
カテゴリ:ニュース
今日は敬老の日。
新聞各紙もこのテーマで社説を書いている。 高齢ニッポン―支え合いの再構築を(朝日社説) 社説:敬老の日 「長命社会」を直視しよう(毎日社説) 読売の社説で見てみよう。 敬老の日 不明高齢者のいない社会に(9月20日付・読売社説) 安否不明高齢者と戸籍の形骸化。 社説としては鋭いところを指摘している。 各紙が同じテーマになりやすい場合。 論説委員の手腕で差が出る。 問題は結びの一文。 以下のようになっている。 誰もが未来の老人である。 (太字部分、上記読売社説から引用) これは間違いだ。 今、病気で数週間しか生きられない子どもがいる。 老人どころか中年まで生きられない人もいる。 少数でも確実にいる。 「誰もが未来の老人」と書く。 それは老人になる可能性がある人の傲慢ではないか。 逆に、誰もが老人になれないからこそ長寿を祝う意味もある。 せっかくの社説が、結びの言葉で台無しになっていないか。 大新聞にとって少数派は取るに足らない存在ではあるまい。 この点を指摘しておく。 誰もが老人になれるわけではない。 たとえ少数でもそのことを忘れてはならない。 ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.09.20 13:23:29
[ニュース] カテゴリの最新記事
|
|