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2010.09.21
テーマ：ニュース(100012)
カテゴリ：ニュース
郵便料金割引制度の悪用事件で、検事が押収資料を書き換えていた。
 検事が押収資料改ざんか 郵便不正、検察が調査（日本経済新聞 電子版） 問題になったのは文書が記憶されているフロッピーディスク。 偽の証明書が作成された日付を改ざんした。 （「６月１日」から「６月８日」に改ざん） 上記日経の記事によると、主任検事はデータ日時書き換えを認めている。 当ブログでは、「改ざんはあった」という前提で話を進める。 この件では厚生労働省の村木厚子元局長に無罪判決が出た。 大阪地裁での判決については、以下の記事に書いた。 村木元局長は無罪、郵便不正事件 主任検事は有罪にできるなら、何でもするつもりだったのか。 だとすれば恐ろしいことだ。 警察や検察は、強力な権力を持っている。 その力を誤って使えば。 死ななくていい人の命が失われる。 なぜ、検察はそんな強い権力を持っているのか。 それは、時に巨大な悪と戦うため。 検察官は胸にバッジを付けている。 「秋霜烈日」と呼ばれるものだ。 夏の厳しい暑さと秋に降りる霜。 刑罰と職務の厳しさを示している。 今回の証拠改ざんは、「秋霜烈日」に恥じないか？ 「巨悪は眠らせない」と言った検事総長がいた。 いつの間にか検察が悪になってしまったのか。 この件は看過できない。 詳しく調査すべきだ。 追記 最高検はこの件での捜査を始めた。 前特捜部長らを一斉聴取へ 大阪地検、ＦＤ改ざん疑惑で（asahi.com） 一方、村木厚子元局長はこう語った。 「個人の問題にするのではなく、組織として二度と起こらない仕組みを作ってほしい」 （下の読売の記事から引用） 村木元局長「個人の問題にしないで」（読売新聞） この件を「トカゲの尻尾切り」で終わらせるかどうか。 大きな違いだ。 最高検といえども同じ検察。 身内だからといって捜査に甘さは禁物。 再発防止のためにも厳しく取り調べるべき。 *********************** 関連記事 ■「検察捜査の根幹揺るがす押収資料改ざん 」・・・・・未だ冤罪の原因が現存するとは情けない! 検察が、証拠改ざんの疑い・・・郵便不正事件で、大阪地裁特捜部の主任検事がFD記録改ざんか？ 大阪地検特捜部検事が証拠改ざん？ ↑元検事で今は弁護士のコラム。 今回の件が、いかに重大か書いている。 *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。  ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2010.09.21 19:46:19
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