|
|
|
2010.10.08
テーマ：ニュース(100045)
カテゴリ：ニュース
劉暁波氏が民主化運動を評価され、ノーベル平和賞を受賞した。
だが劉氏が心配する中国はその報道を姑息にも隠している。  劉氏受賞で情報統制続く、外国テレビ放映中断も（読売新聞） 劉氏のノーベル平和賞受賞については、以下の記事に書いた。 ノーベル平和賞、民主化指導者の劉暁波氏 ネットで情報が得られるこの時代に、名誉な情報を隠す政府があるとは驚き。 受賞しないようにノルウェーに圧力までかける用意周到ぶり。 さすが中国。やることが違う。 私は以下の言葉を中国政府に送る。 全ての人をいつまでもだまし続けることは出来ない。 ↑この言葉はリンカーンによるもの。 一部の人をずっとだますことはできる。 多くの人を一時的にだますこともできる。 だが、全ての人をいつまでもだまし続けることは出来ない。 最初に紹介した読売新聞の記事。 国際問題専門紙「環球時報」は９日の社説でこう書いている。 （「環球時報」は共産党機関紙「人民日報」が発行） 「ノーベル平和賞は西側の利益のための政治的な道具に成り下がった」 「この賞を評定し、操る人は、中国社会が政治的な相違が原因で終わりのない紛争に陥り、ソ連式の分裂に向かうことを願っている」 （太字部分、読売の記事から引用） 情報を操作することで今の中国を維持させる。 それこそが無理。 中国の一部知識人たちはすでに知っている。 そんな方法で中国の維持はできないことを。 もし今の中国が旧ソ連のように分裂するとすれば。 それは歴史の流れであり、誰にも止めることはできない。 無理に止めようとすれば、必ず無理が生じる。 その無理は、中国人民に大きな負の遺産となって残る。 確かに旧ソ連は解体した。 だがいい部分を未来に残せばいいだけの話。 今の中国がなくなっても、中国の良さを継承できないわけではない。 巨大な国中国は、何をそんなに恐れているのだろう。 世界に君臨したがっている割にはみっともない。 もうひとつ。 ノーベル平和賞について述べておきたい。 今回、劉暁波氏が選ばれたのは、個人というよりも運動そのもの。 つまり中国における民主化運動が評価された。 アウンサンスーチーがビルマ（ミャンマー）における民主化で受賞。 ネルソン・マンデラが反アパルトヘイト運動で受賞したのと似ている。 中国の民主化は、世界が必要としている。 姑息な情報操作でその流れは変えられない。 ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。  ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2010.10.09 20:06:00
[ニュース] カテゴリの最新記事
|
|
