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2010.10.19
テーマ：ニュース(100026)
カテゴリ：ニュース
大阪地検特捜部のフロッピー改ざん事件。
小林敬検事正は減給処分となるが、辞任する意向だという。  証拠品改ざん事件、大阪地検検事正が辞職へ…法務省が処分方針 （読売新聞） なお、当時次席検事だった玉井英章も減給処分。 （こちらは辞任しないのか？） 前部長の大坪弘道容疑者と元副部長の佐賀元明容疑者。 両者は２１日に起訴される予定。 この起訴に合わせて両者ともに懲戒免職となる。 だが、容疑を全面否認しているため処分取り消しの訴えを起こすだろう。 責任の取り方はいくつかある。 ひとつは事件の真相が明らかになった段階で辞任すること。 もうひとつは同様の事件が起きないよう、再発防止するため現職にとどまる。 前者の場合、検事という職務の重さから当然という声があるだろう。 だが次の検事正が再発防止できるかどうかはわからない。 そもそも、この件は検事正だけが再発防止できる類の事件なのか。 特捜部のあり方。そして検事の評価基準など、検事正でも荷が重い。 最高検を含む検察全体の問題だ。 再発防止のため辞任しないのは、検察への風当たりが強かろう。 人に刑罰を問う検察官。 その検事を指揮する検事正が身内の証拠改ざんに辞任しないのでは。 検察への信頼はさらに失われる。 大切なのは処分ではない。 どうして改ざん事件は起きたのか。 そして再発防止には何が必要なのか。 それを示さない限り、検察への信頼は取り戻せない。 検察は、存在する意味を問われている。 追記 この件で、改ざん当時大阪地検検事正だった三浦正晴・福岡高検検事長。 彼も辞職するという。 福岡高検検事長が辞意…証拠改ざん監督責任か（読売新聞） 次に辞職すのは誰だ？ ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。  ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2010.10.19 18:38:39
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