カテゴリ:読書
「海底2万マイル」を読んだ。
児童向けの小説でも読んでいない作品が意外に多い。 これもその中のひとつ。 「八十日間世界一周」や「二年間の休暇」(「十五少年漂流記」)など。 多くの作品は小中学校時代に読んだのだが、これだけは読まなかった。 ネモ船長の名前がラテン語の「無名」なのは知らなかった。 潜水艦ノーチラス号がオウムガイを意味することを始めて知った。 世界各地で目撃された、海に生息する謎の巨大生命。 その正体を明らかにすべく、アメリカの軍艦リンカーンは出航する。 フランスのアロンナクス教授とその従者コンセーユ。 そしてカナダ出身で銛打ちの名手ネッド・ランド。 リンカーンは巨大生物に遭遇するものの、あえなく撃退。 前述の3人は海に投げ出されるが、その生命に救われる。 謎の巨大生命は科学の粋を集めた潜水艦だった。 艦長はネモ船長。 秘密を知った3人を解放することはできないと宣言する。 電気が動力源という潜水艦ノーチラス号は世界の海を探検する。 アトランティス大陸やサルガッソなど、1870年発表とは思えない。 されの作品が単なる空想ではないことは、後の世が証明している。 ジュール・ヴェルヌで思い出すのは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。 エメット・ブラウン博士(通称ドク)はヴェルヌのファン。 妻となる女性クララもヴェルヌのファン。 ふたりはこれをきっかけに親密となる。 子どもたちの名前もヴェルヌにちなんでジュールとヴェルヌ。 あの世で本家ヴェルヌはさぞや驚いているだろう。 *********************** 関連記事 ジュールベルヌの海底2万マイルと潜水艦の歴史 ↑世界初の原子力潜水艦は名前がノーチラス。 この作品にちなんでいる。 結びで、平和な航海を望んでいたアロンナクス。 だが現実は潜水艦の多くが軍の所属であることは皮肉か。 『海底二万里』ジュール・ヴェルヌ ↑この作品に関する本と映画のリスト。 興味深いので紹介する。 *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.10.26 18:56:09
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