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カテゴリ:ニュース
時津風親方に捜査情報を漏らした事件。
2日にNHKはこの記者を停職3カ月と決めた。 NHK、情報漏洩の記者に停職3カ月 会長ら9人は減給(asahi.com) この件に、地検特捜部の改ざん事件に関連して以下の記事に書いた。 NHK記者と特捜部検事の共通点 監督責任から、会長を含めたNHK役員4人。 そして報道局幹部5人も減給処分となった。 この件で不思議なのは以下のこと。
上記朝日の記事でも「報道局スポーツ部の男性記者(31)」と記述。 毎日、読売でも同様に実名報道していない。 毎日は、この匿名について記事で言及している。 NHK捜査情報漏えい:記者、停職3カ月 会長は減給50%1カ月 (毎日新聞) NHK自身が記者を匿名としたことについて。 塚田祐之理事はこうコメントしている。 「免職でない点や、警視庁が立件しない方針である点を考慮した」 (上記毎日の記事から引用) この件はジャーナリズムの根幹に関わる。 簡単に言うなら、以下の一文。 「報道する側が情報漏えいで報道される」 報道機関によって「情報統制」されるような社会。 それが今の日本なのか。 もうひとつは懲戒解雇でないということ。 NHKでの倫理規定で思い出すのが07年に起きた以下の事件。 NHK職員によるインサイダー取引事件(Wikipedia) ブログ記事にも書いた。 NHKインサイダー取引 この事件では、当時の橋本元一会長が引責辞任した。 当該職員は全員懲戒免職処分となった。 (処分の事実関係についてはWikipediaが根拠) 今回の場合、漏洩はNHK内部の情報ではなかったという。 だとしても停職3カ月は甘くないだろうか? インサイダー取引事件で倫理規定は見直されたのではなかったか? 情報漏えいで停職3カ月は甘い! ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.11.03 10:29:28
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