テーマ:ニュース(100037)
カテゴリ:ニュース
ネット上に中国漁船衝突の動画を投稿した海上保安庁の航海士。
いかに情報管理がいい加減だったかがその後の報道でよく分かる。 中国漁船・尖閣領海内接触:ビデオ流出 閲覧、パスワード必要 保安官、証言と矛盾(毎日新聞) 海保尖閣映像 先月中旬まで共有状態(東京新聞) 上記毎日と東京新聞の記事を読み比べるととても興味深い。 内閣を含めて、日本の情報管理はかなり甘い。 その点はすでに以下の記事に書いた。 尖閣ビデオ、これ以上判断を誤るな 投稿したとされる航海士がどこから映像を入手したか。 他に協力者がいなかったかどうか。さらに取調べが必要だ。 ところでこの航海士、現在神戸の第5管区海上保安本部に宿泊。 取調べは任意であり、逮捕されるかどうか検察が検討している。 中国漁船・尖閣領海内接触:ビデオ流出 保安官面会の弁護士「事実上の拘束状態」(毎日新聞) いつまでもこうした状況で取調べを続けるわけにはいかない。 必要なら逮捕すべき。 だが、航海士の逮捕は妥当なのか疑問も残る。 件の漁船船長は刑罰を受けることなく帰国。 にもかかわらず、この航海士だけ逮捕? 両者の取り扱いで整合性は取れているのか。 多くの人が疑問に感じているはず。 法律が信用されるためには平等であることが必要。 船長と航海士は平等なのか。 前の記事でも書いたように、航海士を過度の英雄視するのは危険。 だが、不平等な対応で処罰するのも納得がいかない。 日本はすでに「ボタンのかけ違い」をしてしまっている。 多くの人が納得できるようにこの件を解決するのは困難だ。 ところでこんな事件がありながらも海上保安庁は中国人を助けている。 西表沖で貨物船沈没? 中国人1人死亡・20人不明(読売新聞) 10日に沈没した貨物船の乗組員は中国人。 海保はさすがプロ集団。 第11管区といえば沖縄などの担当。 例の海域ではないか。 あれだけ嫌な思いをしたにもかかわらず、人命救助はする。 こうした人たちがいることを忘れるべきではない。 海上保安庁は日本の誇りだ 中国は感謝しろ! *********************** 関連記事 海保主任航海士は、逮捕じゃなくて公益通報者保護法を適用すべきかも *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.11.12 17:45:11
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