カテゴリ:アニメと漫画
「自殺島」を最新刊の4巻まで読んだ。
主人公は自殺未遂を繰り返す青年セイ。 病院である書類にサインした彼。 同じような人々と一緒に「自殺島」へ送られる。 テレビドラマ「LOST」のようなサバイバル生活。 しかし両作品が違っているのは「自殺島」の暗さ。 何しろ本作品は「生きる義務」を放棄した人だけで構成される作品だからだ。 日本の自殺者は年間3万人を越えている。 それも2010年で13年連続になろうとしている。 物は豊かだが、閉塞感がある。 将来への不安も大きい。 漠然とした不安感は年間3万人の自殺者の背景となっている。 作品で舞台となる島は、かつて凶悪犯が送り込まれた。 「それっていいアイデアじゃん!」という声が聞こえてきそうだ。 そうした考え方自体がとても恐ろしい。 セイは青山をきっかけにして弓の知識を得る。 島でその知識が鹿狩りとして役に立つ。 その他に魚業、農業で飢えをしのぐメンバーたち。 法律のない島ということで仲間割れも起きる。 まず最初に感じたのが、絵の稚拙さ。 どうして下手な漫画家が多いのか。 この作品も、絵の上達によってグレードがかなり上がるはず。 それだけに残念。 ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.21 21:24:36
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