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カテゴリ:ニュース
大阪地検特捜部検事によるフロッピー改ざん事件。
24日、最高検は検証結果を公表。 厚労省元局長の起訴そのものについて誤りを認めた。 厚労省元局長「起訴すべきでなかった」 最高検が検証報告(日本経済新聞) この件については、すでに多くの記事に書いた。 検事が押収資料改ざん 特捜検事、証拠隠滅で逮捕 郵便不正事件、元係長の単独犯? 特捜部の前部長と元副部長を起訴 最高検による検証は、「必要な捜査を尽くしていない」と批判。 大阪高検、最高検などのチェックも不十分だとを認めた。 また、フロッピー改ざんが分かった時点で調査したら。 起訴の取り消しや有罪を求めないことも可能だった。 また、前田元検事が関わった他の事件について。 証拠の改ざんはなかったという。 最高検は今回の事件について「引き返す勇気」の必要性を訴えている。 事件の規模が最初の読み通りでなかったとしても現実を受け止める。 それは検察、特に特捜部というエリートには難しいのかもしれない。 だが検察のプライドより大切なものがある。 「厳しい競争を勝ち抜いてきた検事に間違いはない」 そんな性善説に基づいた考えが、検察内部になかっただろうか。 検事も人間。悪魔のささやきに負けてしまうこともある。 上役に優秀さを求められたいし、地位も欲しい。 行き過ぎた成果主義があるとしたら評価制度の見直しも必要だ。 前田元検事は大坪前部長から「元局長の検挙が最低限の使命」と言われていた。 郵便不正事件:前部長「君のミッションだ」と局長検挙指示(毎日新聞) 決して前田元検事だけの「単独犯」ではない。 組織的な背景がとても大きい。 検察は今年のクリスマスを忘れないだろう ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.24 20:37:57
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