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2011.01.25
テーマ：ニュース(100019)
カテゴリ：ニュース
明日、２６日は大久保駅で事故があった日。
あれから１０年になろうとしている。
２６日に最後の李さんをしのぶ会 新大久保駅事故から１０年（47news） この事故については、以下のページが詳しい。 新大久保駅乗客転落事故（wikipedia） その日、泥酔した男性は山手線新大久保駅のホームから転落。 日本人カメラマンと韓国人男性が助けようとして線路へ。 だが、３人とも電車にはねられて死亡した。 この事故以降、とっさの場合にどうするのか。 それを考えるきっかけとなった。 もし、ホームに人が転落したのを目撃したら。 線路に下りるのではなく、駅員に知らせるべき。 駅には列車非常停止ボタンが備えてあるはずだ。 それを押せば、近づいてくる列車にも知らせることができる。 事故当時、新大久保駅にはホーム下に退避するスペースがなかった。 この事故をきっかけに、多くの駅でこの点は改善されたという。 だが、転落事故を防ぐためのホームドア設置は難しい。 今も多くの駅で採用されてはいない。 つまり、１０年前と同じ事故が今夜起きる可能性もある。 このことを忘れてはならない。 もうひとつ、「人を助ける」ということの意味。 これを１０年前の事故は物語っている。 とっさの場合、線路に降りる。 それはすごく勇気が必要なこと。 何かと仲が悪いこともある日韓関係だが、協力することもできる。 それは最近話題となった「タイガーマスク運動」に通じるものがある。 今夜はサッカーアジアカップの準決勝、日韓戦。 試合が終わればすぐに事故のあった２６日になる。 サッカーの結果はもちろん気になる。 だが１０年前の事故を忘れることはできない。 人を助けることに国境はない この事故はそれを教えてくれた 追記 先日、目白駅で全盲の方がホームから転落。 電車にはねられて亡くなった。 「全盲者３人に２人は経験」ホーム転落対策要望（読売新聞） 電車など乗り物は、人が利用して便利だからこそ存在する。 その便利なものが、時に人の命を奪うのは本末転倒。 目の不自由な人が事故に遭うのはマイノリティーだから仕方ない？ だとしたら我々が今いる社会は、何と冷たいのだろう。 *********************** 関連記事 あっ！ 目の前で人がホームからから転落！ 君だったらどうする・・・韓国人留学生の死亡から10年  この事故について書かれたブログ記事。私はキリスト教を背景とした考えに賛同するつもりはない。 だが、「君だったらどうする」という問いは宗教に関係ない。 同じ状況はまさに今日、起きるかもしれない。 ３人の死は無駄だったのか？ それは亡くなった方ではなく残された我々の問題だ。 ホームと踏切の事故に寄せて とても詳しく、参考になる記事。永遠に忘れない 事故後、新大久保駅に設置されたプレートを写真で紹介。目白駅での事故にも言及している。 *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。  ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2011.01.25 10:49:12
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