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2011.01.27
テーマ：ニュース(100014)
カテゴリ：ニュース
海上自衛隊の護衛艦「たちかぜ」を舞台にしたいじめで２１歳の１等海士が自殺。
２６日、横浜地裁は国と元２等海曹（懲戒免職）に４４０万円の支払いを命じた。  海自隊員暴行：損賠訴訟 「暴行、恐喝で自殺」 国と元２曹に賠償命令－－横浜地裁（毎日新聞） この件は自衛隊の闇を雄弁に語っているのかもしれない。 何しろ国を守る自衛隊内部でいじめがあり、隊員が自殺する。 それ自体が異常だ。 つまり、こういうことになる。 自衛隊は隊員を守れないばかりか自殺に追い込む この裁判は、自殺した１等海士の遺族が起こした。 約１億３０００万円の賠償を国と加害者である元２等海曹に求めた。 横浜地裁は自殺といじめの因果関係を認めた。 しかし、「自殺までは予見できなかった」としている。 横浜地裁はどこか間違っていないか？ 予見できる自殺があれば、年間３万人の自殺がこの国であるはずがない。 裁判官は自殺というものを本当に理解できているのだろうか？ 加害者である元２等海曹の異常さも凄まじい。 自殺した１等海士は艦内で元２等海曹からエアガンで撃たれた。 上司が護衛艦内でエアガンを部下に向かって放つ。 それを上司は問題視しなかったのか？ だとすれば組織的におかしい。 それとも護衛艦にいる自衛隊員は子どもじみた軍事オタクばかりか？ １０万円近くを脅し取られることもあったという。 こうなると自衛隊員ではなくヤクザではないか？ 自衛隊員が自殺することは珍しいことではない。 上記毎日の記事によると、自衛隊で０９年度の自殺は８６人。 ０８年度の自殺者も８３人いる。 これを１０万人あたりで計算すると０８年で３３人。 一方、一般職国家公務員１０万人当たりの自殺者は２２人。 つまり一般公務員と比較すれば自殺率は１・５倍。 この数字を異常と感じられないなら。 あなたは自殺大国日本に慣れてしまっている。 ところで損害賠償の４４０万円は国と元２等海曹が支払う。 この金こそまったくの無駄。 志願して自衛隊に入った若者を自殺に追い込み。 さらに損害賠償まで払う。 民主党で行われた仕分け。 こうした出費こそ撤廃すべきだ。 この裁判、遺族側は控訴するという。 自衛隊内の異常さをどこまで裁判で明らかにできるか。 遺族の戦いは続く。 自衛隊は「暴力装置」だから隊員の自殺も仕方ない？ 自衛隊は何を守っているのだろう？ ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。  ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2011.01.27 09:47:54
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