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カテゴリ:ニュース
26日、小田原市の中学で1年女子が同級生を切りつける事件を起こした。
国籍でのいじめが事件の背景にはあった。 昨秋から言葉のいじめ(読売新聞) 同級生切りつけ:国籍巡りいじめ受け--神奈川・小田原の中学校(毎日新聞) 切りつけられた女生徒は、手と背中に1週間の軽傷を受けた。 いじめがあったにしろ、刃物で切りつけるのは絶対にイカン。 だが背景を考えると、切りつけた側だけを批判する気になれない。 同級生に対し切りつけて加害者となった女子は父親が韓国籍。 このことで、同級生からいじめを受けていたという。 この件、記事を検索して読むと奥の深さがわかる。 まず、現場となった中学校の校長。 「いじめがあったのか」と問いに、こう答えた。 「いじめという認識は持っていない」 (太字部分、上記読売の記事から引用) ところがその後、市教委教育指導課長はこう言っている。 「言葉によるからかいはいじめの一部ととらえている」 (同様に読売の記事から引用) 課長と校長はどちらが正しいんだろう? 現場の学校幹部がいじめを否定する。 それはこの手の事件が起きた場合によくある。 現場の校長は、いじめを認めると左遷されるからとにかく否定? 黒いカラスを見て「あれは白い!」と言い張るように訓練されてる? いじめの事実を認めない教育者に、いじめをなくせるわけがない! 校長は生徒よりも自分の保身が大切なのか? 報道を読む限り、私にはいじめがあったとしか思えない。 しかもその原因が、自分では選べない国籍にある。 これは不条理としか言いようがない。 私が知らないだけで、こうしたいじめは全国であるのだろうか。 昨年桐生で起きた、6年生女児の自殺。 あの件でも母親の国籍がいじめの背景にあった。 いじめで自殺した小6女児 自殺女児の「一人給食」校長も認識 いじめの事実を認めたがらない学校側も今回と同じ。 さらにこの件で報道を検索してみる。 日韓戦翌朝、韓国籍の父なじられ同級生切りつけ(読売新聞) 切りつけた女生徒はこう言っている。 「サッカーのアジア杯日韓戦の翌朝で、父親が韓国籍であることをなじられた。脅せばいじめがなくなると思い、ナイフを持っていた」 (これも読売の記事から引用) あの感動的な日韓戦については、以下の記事に書いた。 日本、韓国との死闘を制し決勝へ! 激闘の後、両国の選手とスタッフたちはピッチ上で握手した。 だが次の日、日本の中学ではいじめのネタになっていた。 この事実がとても悲しい。 しかも校長はいじめの事実すら認めようとはしない。 韓国人選手の「猿マネ」と比較しても根が深くないか? 校長はいじめがあったなら認めろ! 国籍をネタにいじめるな! *********************** 関連記事 フットボールとか、ある判決とか、この国の大衆とか… *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.29 10:22:51
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