カテゴリ:アニメと漫画
「テルマエ・ロマエ」の1巻と2巻を読んだ。
文化の違いをギャグにしたこの作品、素直に面白かった。
タイトルは「ローマ浴場」という意味。 主人公は古代ローマ時代の建築設計技師、ルシウス・モデストゥス。 設計が時代遅れだと指摘され、失業するルシウス。 ところが友人のマルクスと公衆浴場に行き、現代の日本にワープ。 極東の国を知らないルシウス。日本人を「平たい顔族」と呼ぶ。 ところが日本で得た知識は、古代ローマにとって最新技術ばかり。 元の世界に戻った彼は、浴場の設計で知られるようになる。 ルシウスが感心する日本の文化が面白い。 ビン入りのフルーツ牛乳や滑り台、そしてウォシュレットまで。 銭湯にある富士山の絵を見てヴェスビオス火山だと解釈。 そしてノスタルジックな銭湯でのスタンプ帳なども出てくる。 外国人による、入浴マナー問題も取り上げている。 2巻まで読んだが、次の巻では命を狙われるらしいルシウス。 一芸に秀でているというのはどの世界でも疎んじられるもの。 残念なのはモデルとなった札幌テルメ。 拓銀関連で倒産してしまったとのこと。 しかし02年から営業再開しているという。 今の名前は「シャトレーゼ・ガトーキングダム・サッポロ」。 この作品、残念なのは絵の魅力がイマイチなこと(好みではない)。 アイデアは斬新なだけにこの点が気になった。 作者は女性だが、男根祭りなどにも果敢に挑戦。 日本人でありながら外国人から見た日本文化を描く。 これは相当な知識が必要。 *********************** 関連記事 テルマエ・ロマエ [書評]テルマエ・ロマエ (ヤマザキマリ) *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.03.08 20:05:53
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