テーマ:ニュース(100000)
カテゴリ:ニュース
福島第一原発2号機から漏れていた高濃度の汚染水。
6日朝になって流出が止まった。 海への流出止まる=高濃度放射能汚染水-徹夜で作業・福島第1原発(時事通信) 福島第一2号機、高濃度汚染水の流出止まる(読売新聞) この件については前の記事で書いた。 海水から750万倍のヨウ素 流出が止まったのは固化剤の注入に効果があったとみられる。 この作業、50人以上もの作業員が通夜して行った。 すでに流れ出した汚染水が人体、環境に悪影響を及ぼすか。 追跡調査が必要だ。 「苦渋の決断」で放出を決めた「低レベルの汚染水」。 これについてもどの程度「低レベル」なのか。 健康面での影響はないのか、今後検証されるべき問題だ。 (読売の記事によると、ヨウ素は基準の500倍程度とのこと) 日本が島国である以上、海への汚染水放出は近隣諸国にも影響が及ぶ。 すでに韓国は日本政府から事前の協議がなかったとしている。 汚染水の放出「情報公開不足」 近隣諸国に不満広がる(asahi.com) 放出が日本海ではなく太平洋であっても問題は当然ある。 韓国だけではなく、ロシアも懸念を表明している。 さらに、今回の事故で出た原発内部の汚染水をどうするのか。 東電だけでなく政府の決断が必要になる。 6日の読売社説も、この件について書いている。 原発汚染水 冷却機能の回復で放出止めよ(4月6日付・読売社説) 「汚染水貯蔵タンク」はどれだけの大きさになるのか。 長期にわたる監視が必要。 福島原発の廃炉とともに、今後大きな課題となるのは必至。 日本国内だけでなく、海外からも協力を求める必要がある。 廃炉に向けての作業でも、作業員たちの被曝がどの程度になるか。 この点も大いに気がかり。 人的、物的損失は天文学的数字になる。 これは間違いない。 「原子力発電の電力は安い」というセールスポイントはウソだった。 廃炉に向けた福島原発の作業はこれからが勝負 *********************** 関連記事 放射能汚染水の流出止まる=福島第1原発 福島原発の汚染水を海へ放出 低レベル汚染水を放水開始 福島原発 汚染水放出 低濃度汚染水を海に放出~枝野官房長官会見のアンフェア 汚染水の流出? *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.04.06 10:08:50
[ニュース] カテゴリの最新記事
|
|