担任の影響は大きい
小6の娘がいます。担任の先生にはこれまで比較的恵まれてきました。1-2年時を受け持ってくださった先生(娘が3年に上がるときに他校へ異動)が、5月の運動会を見に来てくださいました。この先生はとても児童からの信頼が厚かったせいか、その先生に1-2年生時に教わった児童がひとたび見つけると、次から次へ「来てるよ!」と伝わり、みるみるうちにみーんなに囲まれてしまいました。先生も含めてみんな再会を喜んでいました。児童のみならず、私たち保護者も代わる代わる挨拶をして、競技そっちのけでした。4-5年生の時の担任はベテランの方でした。が、少しひいきめいた、好き嫌いを出してしまう先生だった為、一部の児童からはあまり信頼されてはいなかったようです。娘はどちらかというと先生に好かれていましたが、その頃よく遊んでいた子がそれほど好かれていなかったため、娘は微妙な立場になり、精神的に不安定な時期でした。6年になって、他校から来たベテランの先生が担任になりました。この先生も基本的に児童をよく見ています。まず児童への声かけをこまめにやっています。休み時間も極力職員室へ戻らずに教室にいます。学級通信も非常にわかりやすいです。娘もこの先生がよく話しかけてくれ、クラスのことをいろいろと相談してくることで、信頼を持っているようです。娘はこれまでよく遊んでいた、どちらかというと言葉使いが悪いような友達とちょっと気持ちが合わなくなり、友達を変えたいと妻に相談してきました。小6女子というと、大人の身体への準備が始まり、徐々に社会の事柄を学んでいきつつも、考え方はまだ子供、という不安定な、中途半端な、成長途中の印象です。しかし、先生がしっかりと見ているという実感が湧いた途端、娘の物事の取り組みがいい具合に変化し、友達がかわり、楽しく過ごしているようです。このままの状態で卒業してほしいです。