りゅうりゅうの北欧滞在記

日本を離れてあっといういう間に１年以上の歳月が経ち、スウェーデンに来て２回目の誕生日を迎えたりゅうりゅう。

先日、「今日はママはこれにしたら？って言わないで、りゅうりゅうが一番カッコイイと思うシャツを買ってあげるから、お誕生日の日に着ようね」と言ってお店に連れていった。

その時に本人が自分で選んだ大好きなスパイダーマンのTシャツ、ママ的には「それってどーなの!?」という言葉をぐっとこらえて購入したんだけど、本人はご満悦で意気揚々と登園。

さて、幼稚園では誕生日の日、クラスでお祝いをしてくれる。　それはいいのだが、当人のお母さんがお祝いの時にクラスの子の人数分のケーキやお菓子などを用意して持ってくるのが慣例なのだ。

しかし私はお菓子作りは全く食い意地に比例しない。　才能ゼロ。　

過去何度も挑戦しているんだけど、クリスマスのなだれで崩れた山小屋風ケーキ然り、数々の失敗作を世に送り出しているのだ！

甘いモノ大好き＋食い物に対してのもったいない根性人一倍の我が家だからこそ、失敗作消化には苦労しないものの、今回は可愛い我が子の晴れ舞台(!?)　しかも大量作成、失敗は許されない！！！！

いっその事、チョコレートマフィンでも買っちまうか？　

でもせっかくのりゅうりゅうの誕生日、やっぱりこういうシチュエーションでは母の手作りケーキを持参する図というのがお似合いのハズ。　さんざん悩んだ結果、どーせ子供にあげるんだもの、

味より見た目勝負で行こうじゃないか！！！！

数あるレシピの中から超簡単失敗なし！と謡われているチョコチップケーキを発見

これをアイスクリームコーンの中に流して焼き、ホイップクリームでソフトクリーム風にデコレーションする事にした。

張り切って作ってみました。　チョコチップケーキソフトクリーム風 x20。 

案の定コーンの周りが焦げ焦げよぉぉぉぉ

必死に焦げた部分をパリパリと削りとり、ホイップクリームでデコレーションして何とか完成

疲れた、、、、

はたして味の保証もなく見た目も大人の目からはウーン、、、というケーキを持って１時に幼稚園へ。　

時間になって、「今日はRyuheiの誕生日です。Ryuheiが5歳になったお祝いに皆で歌を歌いましょう～♪」と先生。　その先生に抱っこしてもらってみんなにバースデーソングを歌ってもらって、照れくささと嬉しさで真っ赤になっているりゅうりゅう。

「Ryuheiのマミーが、みんなにケーキを持ってきてくれました。　みんなでThank You を言いましょう～」

「Thank you Mom!」

ケーキの方はソフトクリーム風がうけてみんな口々に「I love it!」　「Yammy!!!」　と美味しそうに食べてくれて一安心。　

いや～、頑張った甲斐があったヨ～

みんなにお祝いしてもらって興奮気味のりゅうりゅうを家に連れ帰るも、ママ的には一番の大仕事が終わって放心・・・。　

夕食の準備まで余力が残ってません！

そんなワケで家族のお祝いの夕食は、りゅうりゅうの一番の大好物のお寿司のTake Awayとなった。　

せめて何か一品・・・と、超速攻でオーブンに入れたチキン。　これまた見た目豪華そうなワリにはあまりにも簡単な手抜きローストチキン。　以前何かの雑誌で読んで仕入れたウラ技、タマネギの摩り下ろしとチキンブイヨンの顆粒でもみもみするとあ～ら不思議！　一晩漬け込まなくても味がよくしみたローストチキンの出来上がり♪

主役差し置いて、母の料理ネタばかりでゴメンよーーー

普段はこの時間、夕暮れ泣き全開の赤ちゃんも、今日は何気にゴキゲン。　なんたっていつも笑わせてくれるお兄ちゃんが超ゴキゲンだからね♪

夜のバースデケーキは、町一番のケーキ屋で調達してきました。　

吹き消すロウソクの数が、ついに５本になったね♪　

3歳も終わりになる頃、スウェーデンにやって来て、その頃はまだ夜のオムツは完全にとれていなかったりゅうりゅう。　それがこの１年、今までと全く違う環境で色んな経験をしてきた彼はすでにもう立派な「お兄ちゃん」になって・・・どの親もそうでしょうが、振り返ると感慨ひとしおなのは言うまでもありません！

Happy Bithday りゅうりゅう！！