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テーマ:手作りについて(222)
カテゴリ:料理・たべもの
アンチョビを仕込んで、ひと月が経ちました。
今朝は母が、冷蔵庫からこのホーロー容器を取り出し、イワシをひとつずつ指で頭を取り腹を割いて中を丁寧に水で洗いました。 イワシがこれだけの数あれば普通、なんともいえない臭いにそこらじゅう包まれるものですが、 新鮮なうちに処理してたくさん塩をしてあるので、鼻を近づけてもまったく匂いはありません。 またイワシは身が柔らかいものですが、塩で身が引き締まりピキッとしています。 そして今回は、アタマやはらわたをすでに取ってしまったものと、付けたまま漬け込んだものとがありましたが、 ふたつを比べると、身の色が違いました。 はらわたがある方が色が濃く、ない方は薄いきれいな色。 アンチョビを作る方法として、最初から頭やおなかを取るというやり方もあるそうですが、全部取ってしまうと、発酵具合が物足りないかもしれません。 逆に、たくさんのイワシを扱うときに、頭も内臓もすべてつけたままだと、よほど新鮮なものをきれいに処理し管理をきちんとしないと、危ないかも? それぞれ一長一短がある気がしました。 全部のイワシを半身のフィレ状にし、これを並べて月桂樹の葉を載せて、オリーブオイルを垂らす。その上にまたイワシを敷いて月桂樹とオリーブオイル、と繰り返して、空気に触れさせないようにして、保存し、少しずつ使っていきます。 こちらは副産物の魚醤。これもお宝です。 今日はそれだけにとどまらず、ハッスルしまくりの母。 イワシの梅酢煮。61尾。材料費900円(安いと自慢したくなる)。 サーモンの昆布巻き。 ・・・お疲れが出ませんように。 ________________________________________________________________________________ 昨日の晩ごはん ・鯛のお刺身 ・そら豆とフランクフルトのオリーブオイル炒め ・小松菜の胡麻和え お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.19 17:36:46
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