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テーマ:憎きアトピー(233)
カテゴリ:アトピー
昨日は退院して初めて外に出てみました。家のほんのすぐ近くを、ちょこっと偵察、という程度ですが。
まだすぐに熱が上がってしまうので、あらかじめエアコンで部屋をギンギンに冷やしておいてから、出発。 ちょうど1ヶ月ほど見てない景色、何でも新鮮で、1歩1歩キョロキョロ、まるで不審者です。 ほんのひと月だけなのに、すぐ近くにあるアーケードのお店は前より一層さびれて感じられました。 たった30分弱ほどゆっくり歩いただけですが、楽しかったです。 出かけるとき玄関で、驚いたことがあります。 それは、靴に足が簡単に入ったこと。 毎日のウォーキングで履いていた靴に何気なく足を入れると、スコッ、スコッと余裕がありすぎる感じで入り、「ん?」と思いつつもドアを開け鍵を閉め歩き出すと、 「あ?」なんか、指先からかかとまでの長さも、甲の厚みも、ブカブカ。 …ああ!!足の浮腫みがなくなったからか。。 ひと月前まではずっと、足の甲がパンパンに腫れて、指も全部でっかくなり、そこから水が絶えず出るためキッチンタオルで拭きまわらなければならず、大きな皮が毎日ものすごいたくさん出て、皮膚の実体がないような状態だったのでオイルやワセリンやシアバターを塗ったりと、本当に毎日大変でした。 なのに、その足が治療を始めてよくなったら、そんな苦労してたことを、またいつもの如くケロッと忘れてしまって。 私はいつもよくなるときはこんなカンジ。感動はなくて、へ?ってな感覚、拍子抜けしてしまいます。。 足の甲は、ヘルペスが全身に猛威を振るっていた頃は、これまでよりよい状態だったのですが、ヘルペスが治まった頃ドカンと悪くなり、滲出液がダラダラ止まらず痒みも頂点で収拾がつかなくなりました。 どうしても必要だとわかってもやはりステロイドの使用には勇気が要りました。 最初の頃は看護婦さんが塗ってくれたので、もう任せるしかないと、落ち着いた気持ちでそれを眺めていたのですが、 何日目かに自分で塗る機会があり、このときには「おお~、今自分の手で(手袋はしてるけど)自分の肌にステロイド塗ってるよ~」と思うと、何か引き返せない一線を越えてしまったようなドキドキした気持ちになりました。 10数年まったく使ってこなかったのでステロイドは非常に効果的に利いて、1日ごとに変化しよくなっています。 やっぱり本来の自分のきれいな足の形に戻ってくるのをこの目で見ると、うれしいし気持ちも軽くなります。 でも、これはまだ本当に「治った」のではなく、一時的にステロイドで見かけがよくなっただけなのだと分かっているので、まだまだ安心できません。 これから塗る量を減らしていって、ステロイドのレベルを下げて、最終的にゼロにして、肌を良好な状態に保ち続けて、その足でたくさん歩いたり行けなかったところに行ったり出来て初めて、ほっと出来るように思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.29 11:04:29
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