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のんびり幸兵衛夢日記

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2007.09.01
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カテゴリ:アトピー
くるぶしから下の足の甲だけにはステロイド軟こうを塗るようになりましたが、そのほかのからだ全体には、今は、1日1回お風呂上がりに「プロペト」というものを塗っています。

「プロペト」は成分としてはワセリンと全く同じです。
より精製度が高められているので、これまで通常の白色ワセリンではかぶれるなどの症状が見られれる人でも使うことが出来ます。
使用感としては、普通のワセリンより柔らかくて伸びがいいので、肌に薄く付けることができて、ワセリンのように重苦しくなくサラッとしています。

ネットで見ると、これは眼科用に使われるもののようです。
それだけ安全性の高いものということが出来るのではないかと思います。

ヘルペスの沈静化とともに全身のアトピーがこれまでより急激に悪化してきたのですが、
一時的な悪化に対し、もぐら叩きのように次々にステロイドで対処していくことには今の私には抵抗があり、また医師の側も(2人の先生が担当してくれていました)私のステロイドに対する複雑な心情をよく理解してくれて無理強いすることなく、
とりあえずこのプロペトで保湿して乗り切るようにしようと言ってくれました。

好きなときに好きなだけ塗るというのではなく、1日1回全体に塗って、それでアトピーが悪くならないか、好酸球の値が上がらないか様子を見るということなので、
これまで家では天然の植物オイルを保湿に使ってきたのですが、とりあえずしばらくはこのプロペトでの保湿を続けていきます。

今回の入院で、やはり標準的な治療を行なっている医療機関で定期的に診察を受けたり検査をしてもらって経過をみてもらっておくということは、とても大切なのだと痛感しました。

私の場合、この病院に、「もういいかんげんええやろ」というくらい何年にもわたり月1回の診察に通いました。
往復1万数千円のタクシー代を払い、高額の血液検査と尿検査を受け、何時間も待合室でじっと待って、やっと医師の前に座っても、これといって助けになることは何もしてくれないし、私もいまさら何も言うこともなくなって、
「終わりにしようと思います」と言って、渋い顔をされましたが、通院をやめたのです。

医療機関でのアトピーの治療に対し失望してしまったわけですが、でも今回同じ病院に入院してみて、
アトピーの治療は、あいかわらずの面も多いけど、でも病院から遠ざかっているために、充分な情報が得られず遠回りをしてしまうこともあるなあと思いました。





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最終更新日  2007.09.01 18:16:58
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