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テーマ:憎きアトピー(233)
カテゴリ:アトピー
飲み薬は、2種類服用するようになりました。
ひとつは、「アイピーディカプセル100」。 IgE抗体や好酸球の値が高いと、アレルギーの症状が出やすくなるのですが、 この薬には、このIgE抗体や好酸球を抑制する作用があります。 これによりアトピー性皮膚炎の痒みや、アレルギー性鼻炎のクシャミ・鼻水といった症状を改善するという、抗アレルギー剤の一種です。 私はずっとIgEの値が軽く1万を超えているし(最近はどうなのか知らない)、好酸球に関しては、今回の入院ではヘルペスのときだけ改善したものの、その後はまたドンッと上がったので、これらを抑えることが出来れば痒みが少しは楽になるかもしれない、とちょっとだけ期待して飲んでいます。 担当の医師は、「ま、飲んでみてあまり効果がないようだったらやめますのでね」と、あまり期待してないようでした。 まぁ私も抗アレルギー剤というものに関しては、前に入院したときにいろいろ飲まされたのですが、ちっとも効いたいう実感を持つことができなかったので、 抗アレルギー剤というものは、鼻炎や目の痒みなどからだの一部の局所的な症状には効果的だけど、身体全体の皮膚にアトピーがある場合にはあまり効果がないのでは?となんとなく思っています。 飲み始めて約2週間。最近は、ヘルペス後の揺り戻しによるアトピーの悪化も落ち着き始めて、激しい痒みも一部分だけになってきました(首は夜になると燃えるように熱くなってつらい)。 このIPDの効果によるものなのか、それとも単に時期が来ただけなのか、分かりません。 もうすぐ診察してもらいに行く日なので、血液検査があるのではないかと思っています。 もうひとつの飲み薬は漢方薬で、「十全大補湯(ジュウゼンダイホトウ)」(ツムラ)です。これは病後の体力低下に広く使われるものです。 医師によると、皮膚がジュクジュクと滲出性のあるときにも効くそうです。 この十全大補湯は、以前にも飲んだことがあり、食べられなくなって体力が低下し内臓の機能も全般的に弱っていたときに、すこしずつ冷えがマシになったり元気になったように感じました。 どちらの薬も即効性があるものではないし、これですぐアトピーそのものが治るというものではありませんが、 全身にステロイドを使うことにまだ抵抗があると私の気持ちを、先生方が大切にしてくださっていることは、とてもありがたく思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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