のんびり幸兵衛夢日記

昨日は皮膚科の診察日でした。

まだ体温が高めになる日もあるものの、ヘルペスのあともしぶとく続いていたしんどさが少しずつマシになって体調が元に戻りつつあること、
足の甲の皮膚はゆっくりですが順調によくなりつつあること、毎日１時間ほど歩いていることなどを話しました。

この時期に毎日１時間も歩いていると聞いて、先生は驚いていましたが（「汗かきませんか？わ～っと掻いてしまいませんか？…」）、歩いた方が調子がいいんですというと、
「足（の甲）が順調にいっててヨカッタですね」とニッコリされました。

このお医者さんは、私の積年の全身のアトピーの治療にステロイド軟膏を使うことも考えてやっていこうと初めて話をされたときから、その目的は、単に血液検査の数値を正常化することではなく、少しでも肌を快適な状態にして今より外に出て行けるよう、生活の質を向上させることにあるという価値観で話をされていて、
そのことが、私がステロイドの使用に対する考え方を柔軟にさせるきっかけにもなり、またこの先生に対する信頼感に繋がっています。

もうひとつ、この先生に対して私が信頼して診てもらっている根拠は、
単に、皮膚という表面上のひととおりの知識だけでなく、内分泌系の病気に対しても専門知識があるので、もし皮膚に出ている症状が何かからだの内側に異常があるためのものであっても正しく診断することができるということがあります。

事実、ちょうどこの先生が病院にやって来た頃に、私は入院した頃があるのですが、
皮膚科の先生全員がズラーッと並ぶ部長回診のとき、同室のひとりの患者さんの足の湿疹について、その主治医がひととおり説明をし終わった後、後ろから静かに、それは○○ではないですかと、全く異なる、内分泌系の病名とその根拠を簡潔に挙げ、その場であっという間に診断をひっくり返すのを目撃したことがあるのです。
マッタクその主治医は面目丸つぶれですが、医師が全員引き上げたあとそっと引き返して、その患者さんに「この病気は特定疾患に当たるので、医療費控除の申請が出来ますから、あとで看護婦に説明させます」とやさしく話していたのが印象に残っています。

退院のときに、長期的なアトピーの治療の方針として、ステロイドの使用も考えようと言われ、自分としても悩みましたが、それが必要であれば取り組もうという心積もりが出来てきました。

が、今回の診察では、足の甲の皮膚の経過がとても順調であることと、そのほかの全身についても悪くないので、今のところしばらくは、足の甲だけステロイドを使用するという方法で様子を見よう、ということでした。

ヘルペスの震源地となった首など特に、痒くなりだすととんでもなく痒いときもあるのですが、全身なるべく悪くしないで頑張ろう、と昨日は改めて思いました。
これまで病院に行かず、家でひとりでやっていたときは、このような区切りもなくダラダラになっていたので、定期的に信頼する医師に診てもらうのはいいことだなと思いました。


＊昨日の晩ごはん

コロッケ

母は何故かコロッケだけはめったに手作りすることがないのですが、昨日は、「今日は珍しくコロッケつくるで」。まっさらの菜種油で揚げたてだったのでサラッとおいしかったです。


インゲンと手作りベーコンの炒め物。


ほかに、水茄子の煮物、キュウリとタコの酢の物。