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のんびり幸兵衛夢日記

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2007.12.24
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カテゴリ:アトピー
昨日書いた顔のクスリの、続きです。

今の先生の下で、最初にステロイドの治療を始めた足背(足の甲)は、まだ強さでは顔より強いものを毎日塗っているのに対し、顔は遅くから始めたのに、早くから塗る頻度も面積も落としていきました。
これは顔の皮膚の場合、ステロイドの吸収しやすさが、ほかの部分より6~7倍高いといわれているためです。

ある日、日課にしていた階段の昇り降りから部屋に戻ったら、珍しく主治医KIセンセが来ていました。
手に、今朝たたき起こされて採られた血液検査の結果を持って。
私の場合、好酸球の割合の数値の経過がよく進んだわけですが、これはセンセにとっても劇的な結果だったようでウレシソウでした。

「でですね、今顔にはアルメタを塗ってもらっていますが、顔はほかと違ってあまり長く使いたくないので、出来るだけ早くステロイドを切るために、プロトピックを使ってみたらどうかと思うんですが。どうでしょう?」
と言われました。

(ハナシがややこしくなるので飛ばして読んでもらって構わないのですが、私とKIセンセは夏にチトやり合ったことがあり、私にはどうにも消えない不信感があるのです。が、(本来の主治医のKY先生のすすめで)今回入院治療を決めたからには、自分のカラダのためになんとかネコをかぶっていようと思って過ごしました。)

プロトピックと言われて、ハイお願いしますという人もいるとは思いますが、私はこのクスリが承認されたときから、出来れば使いたくないとずっと思ってきました。
んげ、きた~、と思いましたが、上に書いたような理由から、すぐにはっきりと「使いたくない」と言うことができず、「副作用はないんですか?」とききました。センセのプロトピックに対する考え方が分かると思ったのです。

「えっと、一応ステロイドのように血が出やすくなったり皮膚が萎縮するといったような副作用は、ないとされています。ただ、使われだしてまだ年数が浅いので、まだそのような情報が少ないという面もあります。」
この教科書をなぞったような説明に、すぐに決断を迫られずに済んだとホッとし、そうですよね~という顔をして頷いたら、「まぁ考えておいて下さい」ととりあえず、行ってしまいました。

ひとりになったら、急に私はモーレツに腹が立ってきました。
プロトピックを使わないと顔にステロイドを使えないのなら、顔にステロイドを塗る治療を始める前に、その説明をすべきではないか?
引き返せないところに来てから、決断を求めるも何も、ないではないか。
そんなに及び腰だったんなら、最初っから顔にステロイドを塗るな!と。

でも、それは全部私がプロトピックを塗りたくないから思うことで、プロトピックに肯定的であれば、このような思いは全然理解されません。
すすめるからには、センセにこのようなことを言っても無駄だろうし、また夏のような緊張関係はお互い避けたいと、向こうも思っているのがひしひし伝わってくるし。

あーどうかもうプロトピックのことは忘れてて欲しい(そんなこともしょっちゅうあった)と思っていたけど、翌日、
「幸兵衛さん、昨日話したプロトピックですが、是非にですね、おすすめしたいのですが」と、はっきりと言われてしまったので、
「今回の入院では、ステロイドの治療をするということはあらかじめ説明を受けて理解していましたけど、プロトピックの使用については全く考えてこなかったので、ちょっと抵抗があります。出来れば、使いたくないと思っています。」と答えました(精一杯オブラートに包んだつもり)。

「いやもう、ステロイドを使う決心をしていただいただけで、すごくよく決心していただいたなと思っていますから、それに治療の経過もよくいってますし、いまのところどうしても急いでコレ(プロトピック)を使わなければいけないという必要はないと思います。
まあ、もし今後調子がウマくいかなくなったりしたときに、選択肢の一つとしてこういうものもあるということで。」とのことで、とりあえずホッx。
内心、「ほな言うなっ」と思ったけど。

私がプロトピックを使いたくないと思ったのは、これまで何年もプロトピックの話題を新聞で見かるたびに「使いたくない」と思ってきたという、感覚的なものと、
夏にヘルペス(カポジ)をして退院した後、カポジのことでネットで調べたら、プロトピックを使用していた成人のカポジの患者が増加傾向にある、という記事を読んだことが、頭をよぎったにすぎませんでした。

退院後、改めてネットを見ると、こういう情報がありました。

 「プロトピック軟膏とがん」(アメリカFDAによる注意喚起) → こちら

入院中は、充分自分の価値観で考えをまとめたり、調べものをすることが出来ません。私は、出来るだけ今後も、その場で決断を求めらたときは、少なくともひとまず保留にするようにしたいと思います。
保留にする猶予がないとき、こちらに決断する権利もないときが、コワいけれど。





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最終更新日  2007.12.24 11:40:11
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