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テーマ:憎きアトピー(233)
カテゴリ:アトピー
もひとつ目立った変化として、カラダのアチコチにたくさんあるリンパ腺の大きな腫れがマシになったことがあります。
小さい頃から長年にわたって、全身の皮膚が湿疹で傷ついているからか、からだじゅうに「ぐりぐり」があります。 具体的には、首筋(右側)、のどの下両側、わきの下、二の腕の内側、鼠径部など。 特に、ヘルペスの後の、アトピーのぶり返しのときは、首のリンパ腺のところは燃えるようというか、「お助けを~」といいたいような状況でした。 そもそもヘルペスの震源地がこのリンパ腺のところで、ココが一番アトピーもひどくなっていたので、痒みが出てきてグワァ~と熱を持って来ると、ヘルペスが再発するんじゃないかと不安になりました。 何年も、毎晩眠れないだけでなく、ベッドでおとなしくジッとしていることもできず起き出して、いろんなオモロイ格好をして動き回ったり、アチコチを擦ったりせずにいられなかったのは、このリンパ腺の腫れのために、カラダの中の動きが滞って、どうしようもなく気持ち悪かったからです。 そうやって皮膚を擦ってしまうため、またさらに皮膚を悪くしてしまうし、体力を消耗し疲れ果て、夜眠れず一日のリズムを崩してしまっていました。 それが、ステロイドを使って皮膚の状態がよくなったことで、ぐりぐりが小さくなってきたので、痒み以外であちこちさすって皮膚を傷つけるという悪循環もなくなったし、夜モーレツに動き回って疲れ果てるということもなくなりました。 主治医のKY先生の説明で、アトピーがある程度悪いということは全身を巡っている血管を通じてその悪いものが全身を巡るということなので、治療をするときは全身にステロイドを使うのが効果的だ、というハナシがありました。 それを聞いて私は、皮膚という外側だけでなく内側のことも考えなければならないと認識し、 外側の皮膚の状態をよくすることで、体の内側の状態も整ってくるかもしれない、と考えました。 皮膚の状態は内側の状態の結果とも言えるけど、その反対に皮膚が悪いことで、内側に負担をかけていたのかもと。 今回、なくなったわけではないけれど、リンパ腺の腫れがマシになってきたことは、感染などの危険とのタタカイの負担が減ったということではないかと思うので、これまでは悪い結果がより悪い結果を生むという悪循環でしたが、よい循環を作ることが出来たように思います。 でも、クスリを塗ってもらっているときに看護師の方に、「リンパ腺が腫れるんですよね~」といっても、すごく意外そうな反応でした。 アトピーでリンパ腺が腫れるというのは、聞かないですけどね、というような。 そう?でも、10年以上前に入院したとき同室だった人たち(今の私の世代。つまり長年アトピーだった人が多かった)は、みんな言ってたけど。 人に見せられないとこにいっぱいあるわとか。 従弟も、私よりいくらか若いけど、ぐりぐりがいっぱいあるというし。 前回入院したときは、ヘルペスの後すぐ帰りたかったのに、ぶり返しでアトピーが爆発して、鼠径部がはれ上がって歩けなくなる人もいるとKIセンセに脅されたのに。 ま、専門の総合病院の看護師さんの知識でも、そんなもんだったりするのだなぁ~と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.24 17:44:31
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