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テーマ:憎きアトピー(233)
カテゴリ:アトピー
退院して初めての診察の日でした。
塗る軟膏の量は、もらった量を日数で割ってさらに全くゼロにならないよう残し気味にしたので、入院時の半分ほどになっていました。 「ダラダラ長期間(長年)」も「チョビチョビ不十分」も経験し、それぞれで失敗して痛い目にあっているので、もっとしっかり塗った方がいいとは思っていたのですが。外来治療ではある程度こういうことも仕方ないのだと思います。 先生に診てもらったところ、 全体的に見て特に問題はない。けども、やはり自分で言ったように少し塗るのが不足気味だった傾向があるみたいですね。特に腕や脚に苔癬化のブツブツがあってそこは痒みもまだあるので、こういうところはステロイドをしっかり塗るともっと柔らかい肌になってきます。 ということでした。 先行して治療を始めた、足背(足の甲)はとても順調で、見せると、 ほら、コレッ!よくなるとこんな風になるんですね。ココを目指してください。 と言われました。 ああ、自分の中に目指す肌があったのか。分かり安ぅ~。 顔は、アルメタから一ランク下がってキンダベートに。額はまだ毎日塗った方がいいですが、それより下はこれからは2日1回ではなく湿疹が出たらそこに塗る、ということで。特に何もでなければ塗る必要はないということ。それだけ弱いステロイドということ。 アタマは、抜け毛がとまり、頭皮の状態もいいと確認してもらいましたが、まだ引き続き2日1回リンデロンVローションを使います。ローションの種類は少ないので、塗るか塗らないか、という選択になるからではないかと思いました。 それから漢方薬は、十全大補湯から、補中益気湯(ホチュウエッキトウ)に変わりました。 先生の説明では、十全大補湯はジュクジュクした肌のかなり重症の人が体力を消耗するというときに使うもので、今はもう肌の状態もそんなことはないし食欲も戻っているということなので(食欲はずい分前から戻ってマス)、ということでした。 この病院には、前もずっと何年も通い続けていましたが、そのときの先生はただ血液検査をするだけで、あとはアズノール(ラノリンを使った保湿剤。ワセリンのようなもの)を出すだけでした。 1ヶ月に1度片道タクシーに6千円かけて、待合室で2~3時間待って、体力はないし、心身ともにクッタクタになって、収穫はゼロ。お金だけ取られて。 はたらいてないし、行くのつらいな~(精神的に)という思いにムチ打って通い続けたけど、仕舞いに「やめにします」と言って、終わりにしたのです(信頼していた先生だったので挨拶はしておいた)。 確かにあのときは、ステロイドを塗らないという選択をしていたけど、それでも今の先生を見ていると、ステロイドに頼る以外にも保険が適用されるツムラの漢方薬を使ったり、抗アレルギー剤を季節や症状によって使い分けたりと、いくつも手立てがあるのです。 ステロイドにしても、使うときはいさぎよく使い、症状を見極めて、強さや塗る頻度を細かく使い分ける。 受診するごとに、このように確かな手ごたえがあれば、通院するのもそれほどつらくはありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.27 16:45:07
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