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テーマ:憎きアトピー(233)
カテゴリ:アトピー
近所の眼科に行ってきました。23年ぶり。先生は同級生のお母さん。
十数年前にアトピーで入院した際の検査で白内障と分かっていましたが、その後ずっとアトピーが悪い状態が続き、最近ようやく落ち着いてきたので、どのくらい悪くなっているのか、またほかの疾患がないか、現状を知りたいので診てもらいたいと話しました。 今は、自分の目の鮮明な画像を見ながら説明を受けられるということに、まず驚きました。 写真を撮るときは強い光を当てているので、暗いところにいるときと比べて瞳孔が収縮して黒目が小さくなるので余計白い部分が目立ちますが、と断った上で、 左目はこのようにはっきりと白く見えてますね、という状態になっていました。典型的なアトピーの白内障の症状ですといわれました。 それに対し右目は、こちらも少~し始まっていますね、と言われてよく見るとぼんやりと白いもやが見えました。 散瞳薬を差して30分ほどしてから眼底を見てもらいました。 網膜は、左のほうがすっきりきれいで、右のほうは周辺部が少しだけもやもやっとしたものがあり、恐らくアトピーが一番悪かったときに出来たのだろうが、今特に心配なものではない、といわれました。 今差し当たって治療の必要なのは白内障のほうで、この治療とはすなわち手術であるが、さてどうしますか。 私はアトピーが落ち着いてきた9月ごろから、ようやく白内障について調べ始めたところで、このあたりで手術するのに一番適切と自分が考える病院のことを口にしたところ、先生は「もうこのへんではそこしかありませんね。日帰りとかいうところは絶対だめ。特にアトピーの場合は網膜はく離なんかの緊急の事態にもきちんと対応してくれるところにしないと」と、言われました。 「その病院に行けば、迷うことなく即手術です。今少しでも迷っているなら、決心がついたときに紹介状を書きましょう」といってくださいました。 私は今ステロイドをたくさん使ってアトピーの治療を行っている最中であり、目の手術となれば術後の感染症のことが一番心配なので、時期については、皮膚科の医師によく相談して決めると話して今日のところは帰ってきました。 アトピーの場合、加齢によるものと違って進行が早いことが多いといわれ、また網膜剥離になることもよくあるので、心配で昨日の晩はあんまり眠れませんでした。 最悪のパターンじゃなくてホッとしました。 白内障は、成人のアトピーの人の1~2割の人に見られるといわれますが、私は自慢じゃないが恐らくその1~2割よりアトピーは悪いと思います。 だからもし逆に、これほどアトピーが悪くなくて、早い段階で目の専門の病院に行くことが出来ていたら、その時点で手術が必要といわれていたかもしれません。 でも、目の手術の世界は日進月歩。 私が白内障になったころはまだ、白内障の手術が保険診療として認められて数年しか経っていませんでした。 だから若年者には手術は薦められておらず、放置されていたようです。 また2回目の入院(アトピー)のときも隣りのベッドは白内障の手術の人だったが、まだ折りたたみ式の眼内レンズの時代でなく手術時間が長かったので麻酔も大変で、拘束される時間が長く、アトピーの人はなかなか難しいなと見ていて落ち込んだものでした。 とにかく、今まで目が持ちこたえてくれて、よかった。 ヨカッタヨカッタと、今日は喜んだけど、これからです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.07 00:03:04
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