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テーマ:憎きアトピー(233)
カテゴリ:アトピー
昨日、紹介状を持って眼科を受診するため病院に行ってきました。
市内ですが、電車・バスを乗り継がねばならないのと、帰りは散瞳薬で眩しくなるので、車で連れて行ってもらいました。 朝から夕方までず~っと待って待って、座りっぱなし。本も読めないし。風邪気味だったこともあって、疲れたぁ~。 行きの車の中では、曇りだったこともあり(眩しくないのでよく見える)、まだ自前の水晶体でイケるんちゃうんと思ったのですが、 視力検査では、「いつからこんなに見えなくなったの」と、あきれるように言われてしまい、立派に患者らしいと自覚させられました。 眼科だけでひとつの病院ほどの規模があり、お医者さんも毎日6~7人、看護師もたくさんいて、迷路のようにいくつもある部屋にそれぞれ検査装置があり、大勢の患者さんが次々にあっちこっちへ呼ばれていきます。 まるで大きな工場で、たくさんの製品がベルトコンベアに乗ってるようなカンジ。 診察は2度あり、初めは若い先生が一通り診てくれました。 やはり左目は、もう手術が必要な時期であり、また右目については初期であるけれども、すでになっているのなら自分としては今の時期に同時に手術することを薦める、といわれました。 私は右目については決めかねていたので、いくつか質問しました。 何より知りたかったのは、眼内レンズ挿入後の焦点のこと。 私は白内障になる前から近視があるので、もし左だけ手術した場合、どこに焦点を合わせるべきなのか。 それに対して、先生は今までどおり近視ぎみに左目の焦点を合わせ遠くを見るときに不自由を感じることがあれば近視用の眼鏡を使って、またもし近くを見る時にはそれ用の眼鏡が必要になることもあるでしょう、という返事でした(コンタクトの場合はそれぞれの目にあわせたものを使えばよい)。 私は今、家にいるとき以外は視力がかなり落ちているので眼鏡をかけています(テレビやパソコンも)。 近視は確か、中高生頃からなり始めたと思いますが、やはりアトピーがひどくなり白内障になってからも、眼科に通えない時期が長かったために余計に、近眼の眼鏡に頼って生活していた面があり、 可能ならば、この眼鏡を取って動き回りたい、という希望があります。 ただ、元々の視力とあまりかけ離れたところに焦点を合わせると、目や脳がそれに慣れるのに時間がかかるということもあるので、近視の人は近視気味に、老眼の人は遠視気味にすることが多い、という説明でした。 私の希望を聞いて、実際に入院してからよく相談して決めましょう、といわれました。 また、眼内レンズには寿命はないのかということも気になったので聞くと、それはないと考えていい、という答えでした。 30~40年ほどと聞いたことがあったので、あまり早く入れると、また60歳以降に入れ直すのだろうし、いつまで自分のレンズを使うか考えるなと思っていたのですが、そういうことなら、アトピーが落ち着いているこの時期に両目をやっておくことにしました。 もしステロイドを使わなくなった後、悪化してまた何年も手術できなくなったら、生活の質が低下してしまうので。 そして、検査をいくつかした後、紹介していただいた先生の診察を受けました。 超忙しそうで、診察室に首を突っ込んだと思ったら日程だけ告げられて、すぐ出てきたようなおばあさんもいたのですが、 私の時は意外と丁寧にじっくり診てくれて、「アトピーはいつから?幼少から?小学生くらいから?え、もっと前?ああ~」と、単に老化による白内障でない患者に関心があるようすでした。 アトピーの白内障も同じように手術できます、と十把一絡げにされるより、慎重に考慮してもらえる方がありがたいです。 また、エクセグランを服用していることも告げると、問題はないといわれ、その上でどのような症状があるのかとたずねられました。 意識の消失があるか(ありません)、具体的にどんなことがあるか(視界の左上に視覚異常。何年も起こっていない)。 診察室の前で待っている時に診察室の声が聞こえてきて、今日の患者さんはみんな仲良く同じ日に手術だと思ってたのですが、私だけ2週間早く言われました。 私のすぐ後の順番の人が、同じ眼科からの紹介で来た若い女性で、この人もアトピーによる白内障でした。 診察室からの先生の声で、なぜアトピーの人が白内障になりやすいかと聞いているのが分かりました。 「そうじゃない。まあそんなこともいろいろいろ言われるけれども、とにかく元をたどれば皮膚も目も同じ細胞から出来てるし、アトピーになるような皮膚の弱い人は白内障も早くなりやすいんです。とにかくなったもんはどう言ったって仕方がない。治したらいいんだから」 そういえば、とにかく治すのか自分の役割、とホームページにも書いてありました。 1度目の診察では医師の方から、アトピーの人はなぜ白内障になるのかについて、同じような説明がありました。 きっと、患者から繰り返し聞かれるのだと思います。 アトピーの人は、ずっと自分が悪いのだと責められているから、そういう説明がされているから、知りたいのです。 思えば、7月にアトピーがまたちと悪くなったときはブルーでしたが、それも何とかクスリのまやかしで乗り切り、9月の診察後の車ん中でこのことを考え始めて調べ始め、家の人の抵抗勢力を言い負かしたりメンドクサイこともしつつ、なんやかやで、結局決行は何とか年内。手元がちゃんと見える眼鏡が作れるのはもっと先だし。あ~あ、時間なんてあっという間。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.18 13:39:36
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