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テーマ:憎きアトピー(233)
カテゴリ:アトピー
昨日の日記で、からだの状態がよければ白内障手術は超簡単と書きました。
私の場合はどうだったかというと…。入院してるあいだじゅう、ずっと目以外のことを気にしていなければなりませんでした。 十ウン年以上かかって、やっとこさ、これくらいだったら大丈夫だろうというところまで皮膚の状態がよくなり挑んだつもりだったのに、やっぱり私はまだアトピーが悪いんだ、他の人とは全然違うんだと思い知らされました。 病室に入って30分で暖房が暑すぎて顔が真っ赤になり、追い詰められて6階から一気に玄関の外まで飛び出し涼みに行ってしまい、結局また今回も個室になりました。 3日目には足の指が赤く腫れて歩くのもつらい状態になりました。 手術中は頭にかぶるキャップの中に目を洗い流した時の水が入らないよう、顔にテープを貼って固定します。術後は目にガーゼを当てその上からカッペという保護パッドのようなもので固定するため、半日ほど額や頬にテープを貼っておかなければなりません。 私にはかぶれにくい粘着力の弱いテープを使ってくれることになったものの、目を切ることより何より、「顔にテープなんて無理」ということばかりがアタマを占領していました。 手術の際には、目の周りをグルグルと念入りに消毒されます。 前日の説明会では、これが痒いからと思わず手を持っていくとやり直しになるので気をつけてください、と注意がありました。けど実際には痒さなんて感じる暇もなく点滴や血圧や心電図の線をくっつけたりと同時進行でいろんなことが起こるので、これは大丈夫でした(でも今になってまぶたの皮膚が調子悪い)。 それよりも、手術中目の周りにバリッと貼り付けるリネンとかいう強力な粘着力のシートがくせもの。 これをはがす時は、顔ごと持っていかれそうな勢いでした。 ステロイドを使う前の状態だったら、絶対絶対無理でした。無理でもするんだろうけど。 手術のあとは、部屋に戻って抗生剤の点滴があり、1時間安静にしたら、後は自由。 目薬が3種類(1つはステロイド)、飲み薬が2種類(抗生剤と整腸剤)。 私は特に薬のアレルギーはないと思いますが、点滴の後すごい下痢をしました。 ま、もう終わりだから、いいことにしときました。 飲み薬は4日間ですが、やっぱりおなか具合が悪くなりました。 あと、その病院では手術後1週間は洗顔・洗髪はダメということで、帰宅後、肩から下だけシャワーで洗って、顔はタオルで拭き、アタマは2回美容院形式で母に洗ってもらいました。 寝るときだけは、1週間、目にカッペという保護パットをつけておくようにといわれましたが、1週間も顔にテープをつけるなんて無理なので、カッペ2個(両目)に眼帯の紐をつないで、仮面ライダーみたいにして寝てました。…まぁ紐も痒いけど。 アトピーに関しては、だいたいそんな感じです。 普通の人は、ホントにちょろいもんだと思うし、「アトピーがある」という人も私ほどの人は多くないと思うので、大丈夫だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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